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(回答先: 資本の選択 投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 12 月 10 日 23:24:20)
>我々はどのような資本を育てるべきなのかについて考えるべきだと思います。
県民共済なども一例ですね。
ただ一挙に国単位で変革しようと思っても無理だから、最初は「価値を共有する」少数の人間でコ・ハウジング(http://www.cam.hi-ho.ne.jp/h_sakamoto/eco/cohousing.htm)を作り、それを核として自給自足型の“小都市”を形成していったらどうでしょう?
さながらテーマパーク(日光江戸村?)のように、日本の過疎地のあちこちにそういった共同体ができてくれば、徐々にですが「オータナティブな生き方」としての市民権を獲得していくのではないでしょうか?
(イスラエルのキブツの日本版といったら、想像しやすいですか?)
まだ日本にはノウハウがないので、雲をつかむような話ですが、もともと日本人は農耕民族で、かつて“ムラ”単位で生きてきた実績がある。
また、一度壊れてしまった「大家族制」を再評価すべき時期にもきています。
今までバラバラに生きてきた人々が、ある意味「運命共同体」を形成しようとなれば、リハビリ(?)が必要とはなるでしょうね。
だが都会的な社会、ムラ的な社会両方の「悪しき面」を経験している(教養ある)現代人であれば、お互い上手にプライバシーも尊重し合い、試行錯誤しながらも共存のノウハウを積み上げていけるものと思います。
昔に戻るというのでなく、昔の素朴なムラ社会の良しも悪しも、現代の“自由と疎外”が表裏一体となった都会暮らしの両方をも「含んで越えた」新しい社会の創設と捉えれば、とても夢のある話ではないでしょうか?