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(回答先: 痴漢電車:昨年2201件で過去最悪 最多は埼京線 (毎日新聞) 投稿者 ponpon 日時 2005 年 2 月 08 日 11:18:02)
都内の電車、痴漢被害最悪 「女性車両」広がるか
「乗り入れ」「混雑拍車」ブレーキ
通勤・通学電車内での痴漢やわいせつ行為が止まらない。都内を走る電車での被害は昨年1年間で2201件に達し、過去最悪となった。JR東日本は、女性を痴漢被害から守ろうと、「女性専用車両」導入・拡大の検討を始めたが、首都圏の鉄道各社の足並みは「混雑のバランスが崩れて遅延につながる」などと必ずしもそろっていない。警視庁は引き続き取り締まりに力を入れる一方で「女性専用車両」の導入・検討を改めて申し入れることにしている。
都が昨年公表した女性(二十−三十代、六百三十二人)へのアンケート調査では、六割以上が電車内で痴漢被害に遭っていた。対策として約45%の女性が「男女の区分乗車」と回答、最多の意見だったことから、「女性専用車両」がクローズアップされ始めた。
「女性専用車両」は、京王線が平成十二年十二月に試験運行させ、全国に波及した。国土交通省によると、全国で十三事業者三十一路線で運行されている。
八事業者二十三路線が集中する関西圏では、JR西日本各線や主要私鉄が、混雑が激しく、痴漢被害が比較的多いとされる朝のラッシュ時に導入している。一方、首都圏では、横浜市営地下鉄が朝に「女性専用車両」を運行しているが、ほかは京王電鉄と、JR東日本の埼京線の深夜時間帯の運行のみ。「女性専用車両」の導入は“西高東低”の状態だ。首都圏での導入が進まない理由を国交省は「混雑率の違い」と分析する。
朝のピーク時の混雑率(各社平均)は、関西圏137%に対して首都圏171%と差が大きく、専用車両の導入で他車両の混雑が激化することが懸念される。さらに地下鉄と相互乗り入れでは複数の会社の電車が同じ路線を走るため、車両規格や駅表示などを統一することが難しいという。
都と警視庁は昨年末から、鉄道各社に通勤・通学時間帯での「区分乗車」の試験導入を働きかけてきたが、JR東日本はホームが利用者であふれる時間帯に女性専用車両を作れば混雑に拍車をかける恐れがあるなどの理由で深夜の埼京線以外に「これ以上の拡大をしない」としてきた。
しかし、警視庁のまとめで、都内で発生した車内の痴漢やわいせつ件数が八年間で約三倍に増え、路線別ワースト5にJRから四路線が入ったことから、(1)通勤・通学時間帯の女性専用車両の導入・拡大(2)駅ホームに女性専用の乗降エリア−などを検討することに。JR東日本の大塚陸毅社長も「取り組みを強化する必要がある」と話す。
JRには女性から「埼京線は痴漢が多いので、朝も専用車両を設定してほしい」との意見が寄せられているほか、男性からも「痴漢の疑いをかけられることもある。いっそのこと、車両を男女別に区分してほしい」といった拡大を望む声が届いているという。他の鉄道会社も導入検討を模索しているが、「相互乗り入れのため、当社だけではできない」など多くの課題があるという。
警視庁幹部は「痴漢被害を受けた女性の心の傷は深刻だ。専用車両は難しくても、優先席の拡充や乗降扉の区別など対策を前向きに考えてほしい」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/12iti003.htm
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