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(回答先: 01/04 17:55 ナチ戦犯追及、最後の機会 監視組織が執念の追跡 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 1 月 08 日 15:18:41)
01/04 17:56 反省乏しい戦犯容疑者 最後までヒトラー信奉も
第二次世界大戦後六十年を経ても、ユダヤ人を主体とする監視団
体がなおナチス戦犯追及に執念を持っているのは、ホロコーストに
よる犠牲の圧倒的な規模と残虐性に加え、虐殺にかかわった戦犯容
疑者の多くに反省の気持ちがほとんど見られないためだ。
ポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所に医師として勤務
し、人体実験などで四十万人以上のユダヤ人虐殺に関与したヨゼフ
・メンゲレの書簡が昨年十一月、ブラジルで公開された。
オーストリア各紙によると、メンゲレは友人にあてた一九七四年
の書簡で「すべての民族に創造性は与えられていない」と述べ、ド
イツ民族の優位性を強調するナチス思想を代弁した。息子にあてた
七六年一月付の別の書簡では、戦争末期に焦土作戦命令を拒否した
シュペーア軍需相を「無能」と批判し、ヒトラーへの信奉を強調し
た。
虐殺犠牲者への悔恨などの記述は一切なく、反省はうかがえない
。メンゲレは戦後、アルゼンチンに逃亡し、七九年にブラジルで事
故死した。
また、リトアニア当局は昨年三月、同国で四一年に起きたユダヤ
人虐殺の容疑者男性(82)の調査を開始したが、男性は「当時リ
トアニアにユダヤ人はいなかった」などと答え、心臓病や不眠を理
由に尋問に応じていないという。(ウィーン共同=小林義久)
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[2005-01-04-17:56]