★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ38 > 133.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
排出CO2回収・地中貯留システム[三菱重工 社会環境報告書2004]
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/133.html
投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 12 月 11 日 17:45:39:ayjHlPlEsGXTU
 

(回答先: 厄介者のCO2を地下に封入/基礎技術開発に成功〔共同通信〕 投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 12 月 11 日 17:41:02)

●「CO2」をこれ以上増やさないため技術開発に取り組んでいます。
 三菱重工は、人々の健康や生活に深く関係するCO2がこれ以上増えないための研究に取り組んでいます。CO2が発生した場所でそのまま地中に返す「地中貯蓄システム」の研究と、発生したCO2を海上輸送して「海中に貯蔵する」研究についてご紹介します。

 ▼ 排出CO2回収・地中貯留システム


地中貯留システム

 発電所などから出るCO2を独自技術である新吸収液(従来に比べ20%以上の省エネ化実現)により低コストで回収し、地中深部の帯水層などに永久貯留します。さらに、重質原油を増産するためのEOR(CO2 Enhanced Oil Recovery)では、油層中に注入されたCO2は高圧下で原油によく溶解し、油層中での流動性を飛躍的に向上させるので、原油回収率が大幅に増加します。
原油から回収されたCO2は再び地中に注入されるため最終的には油層中の原油とCO2が置換され、CO2が地下貯留されることになります。三菱重工では、大容量化を実現し、原油回収率向上とCO2処分を実現するための技術開発を行っています。


 ▼ CO2海洋隔離システム


海洋隔離システム

 CO2を燃焼排ガスから分離回収し、海洋へ送り込んで大気から隔離する構想は、既存のエネルギー供給体系を大きく改変する必要がないこと、立地選定の自由度が高いこと、膨大な量のCO2を直接処理できること、比較的低コストであることなどに特徴があります。しかし、その実用化にあたっては、CO2が海洋に滞留する期間や海洋環境への影響を評価する必要があり、また、送り込んだ後のCO2の挙動を予測する技術の確立が不可欠です。三菱重工は、1997年度から実施されている経済産業省プロジェクト「二酸化炭素の海洋隔離に伴う環境影響予測技術研究開発」に参画し、CO2海洋隔離のシステムの基本構想について検討を行っています。

排出CO2回収・地中貯留システム[三菱重工 社会環境報告書2004]


参照資料:深海にCO2貯留、海上技術安全研究所など3カ国共同で成功
投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 11 日 17:41:57

 次へ  前へ

Ψ空耳の丘Ψ38掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。