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911疑惑ベストセラー独元閣僚ビューロー談話の訳文発見!
シュピーゲル紙のドイツ語の記事を訳して電網発表する日本人がいたのである。感激!
まあ、読んでみんしゃい!
http://www.kcn.ne.jp/~gauss/jsf/buelow.html
アンドレアス = フォン = ビューロー(1)
(ヘルムート = シュミット内閣(2) 調査技術大臣)
9・11事件を元・西独閣僚が分析する
二○○二年一月十三日付、ベルリン・ターゲスシュピーゲル紙(3) 掲載
聞き手: シュテファン = レーベルト、ノルベルト = トマ
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(1) 社会民主党員で、二五年間、連邦議会議員を勤めた。六四歳。現在はボンで弁護士をしている。
(2) ヘルムート・シュミット(一九一八〜)を首班とする社会民主党と自由民主党の連立内閣。七四年〜八二年。
(3) 一九四五年に創刊された。ドイツでは代表的な日刊紙の一つ。ベルリンを中心に一五万部発行。 www.tagesspiegel.de
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ほんとうに怒っていらっしゃるようですね。
何で怒っているのかお話ししましょう。あの恐ろしい九月十一日のテロ攻撃のあと、大衆の政治的な意見が一つの方向にまとまりました。しかしその意見は間違っていると思います。
どういう意味でしょうか?
いろいろ疑問があるのに、それについてだれも尋ねないのが不思議です。なぜなんでしょう。こういう恐ろしいできごとがあるとね、普通はいろんな手がかりとか証拠が出てきて、捜査機関やメディア・政府からコメントが出てくるものです。ところが今回はそういうものが出ましたか? 出てきた説明は説得力がありましたか? 今度ばかりは説得力が全然ありませんね。ニューヨークとワシントンが攻撃を受けた直後からずっとそうですよ。
あの時は恐怖と悲しみがすべてを覆い尽くしていました。
そうです。しかし、これは驚くべきことなんです。アメリカには秘密情報機関が二六あって、しかも予算が三○○億ドルついているんですから・・・
ドイツの軍事予算より多いですね。
かれらは攻撃を防げなかった。しかも、あんなことが起きそうだとも思っていなかった。直後の決定的に重要な六○分のあいだ、軍と情報機関は迎撃機を地上に待機させたまま飛ばさなかった。なのに四八時間後にはFBI(4) が実行犯の名簿を発表しています。そのあと一○日以内に、死んだはずの実行犯七人が生きているとわかりました。
(4) Federal Bureau of Investigation 連邦捜査局の略称。本部はワシントンD.C. にある。www.fbi.gov
えっ、なんとおっしゃいました?
生きていたと申し上げたんです。FBIの長官はなぜこの矛盾を説明しなかったのでしょう? 名簿はどこから入手したのだろうか? どうしてそれが間違っていたのだろうか? もし私が調査機関の長(司法長官)だったら、一般市民にむかって、どの手がかりが正しくて、どれが間違っていたか情報をあきらかにするでしょう。
アメリカ政府は攻撃直後の緊急事態だったと述べています。つまりそれは戦争であったと。敵に知っていることを全部しゃべることはないと考えるのは理解できると思いますが?
たしかにね。しかし、戦争に打って出ようという政府は、まずだれが攻撃したのか、敵はだれなのかをはっきりさせるべきです。証拠を示すのは政府の義務ですよ。ところが、責任をもって法廷に提出できるような証拠をまだ示すことができていないと、政府は認めているんです。
加害者についての情報は、一部が証拠書類として出されています。リーダーと疑われているモハメド = アタ は、九月十一日の朝、世界貿易センターを攻撃する航空機に乗るため、ポートランドからボストン行きの航空機に乗り ました。
アタ(5) という人間が作戦の中心人物だとしたら、そのボストン行きに乗るのは危険です。目的の航空機に乗りつぐ時間がほんのわずかしかない。きわめて不自然ですね。ほんの数分遅れたら、ハイジャック機に乗れないことになりますから。あんなに巧妙なテロリストがそんなことをするでしょうか? もうひとつ、これはCNNのインターネット・サイト(6) で読めますが、公式の乗客名簿に彼らの名前が一切でてきません。ただの一人も搭乗手続きをしていない。それから脅された乗員が、だれ一人として管制塔に 「7700」 という緊急コード(7) を送らなかったのはなぜか。さらに付け加えて、火や衝撃から守られているブラックボックスや音声記録がなにも価値のあるデータを含んでいなかったのはなぜか。
(5) モハメド = アタはテロ実行犯のリーダーとされている。インドの新聞インディア・タイムズ紙は昨年十一月 十一 日、パキスタン情報機関(ISI)の長が事件直前、アタに10万ドル払い込んだと報道した。
(6) CNNはアメリカの代表的なテレビ局の一つ。 http://www.cnn.com/SPECIALS/2001/trade.center/victims.section.html に犠牲者の一覧表がある。
(7) 管制塔とのやりとりのコード番号が決まっていて、7700は緊急事態の発生を意味する。
とおっしゃると、まるで----
準備段階で手がかりを残していく殺し屋みたいだというのでしょう? 象の群れが暴走すると、あとに足跡がいっぱい残ります。それと同じように彼らは自分の名前を使ってクレジットカードで支払いをしましたし、航空訓練学校では、教員に自分の名前を明らかにしています。アラビア語で書かれたジャンボ・ジェットの飛行マニュアルをレンタカーの中に残しました。遺書と別れの手紙を携えて突撃におもむき、それがFBIの手にわたっています。間違った場所に投函され、宛先も間違っていたからだという。かくれんぼみたいに手がかりがあちこちに残っていて、それをFBIが追いかけたというんです。冗談じゃないですよ。 イギリスの航空エンジニアが一つの仮説をたてています。それによると、航空機の操縦桿は多分パイロットの手をはなれて外部から操縦されていたという。アメリカは七○年代にすでにこの方法を開発しています。これを使うと、コンピューターによる遠隔操縦でハイジャック機を救うことができたはずです。この仮説によれば、この方法があの時に悪用されていたというんです。遠隔操縦でつっこんだんだと。あくまで仮説ですがね。
実に大胆な仮説ですね。そんなことを考えた人はこれまでだれもいなかった。
その通りです。私はこの仮説を受け入れません。でも考えてみる価値はあると思います。それから、あの不明朗な株式取引は何なんでしょう? 攻撃の前の週に、アメリカン航空・ユナイテッド航空の株や、保険会社の株の取引高が一二○○%も増えました。一五○億ドルは儲けましたね。だれか知っている人物がいたに違いない。だれなんでしょうか?
推理してご覧になったらいかがですか。
あの恐るべきテロ攻撃のおかげで、西洋の大衆民主主義は洗脳されてしまいました。共産主義者という敵のイメージは、もう役に立ちません。共産主義者をイスラム教徒に置き換える必要があります。今ではみんな洗脳されて、イスラム教徒が突撃テロを生み出したと思っているでしょう。
洗脳ですか? それはきつい言葉ですね。
そうでしょうか? しかし敵のイメージという考え方は私の発明ではありません。アメリカの情報活動と外交にかかわった二人の政治家、ズビグニュー = ブレジンスキー(8) とサミュエル = ハンチントン(9) に由来する考え方です。すでに九○年代の中頃、憎しみの対象が欧米人に必要だとハンチントンは信じていました。そうすれば自分たちの社会のアイデンティティを強化できると考えたんですね。そうして頭のおかしくなったブレジンスキーは、ジミー = カーター大統領(10) の助言者として、世界中の資源、なかでも原油と天然 ガスを手に入れる独占的な権利をアメリカがもっていると宣伝しました。
(8) 元・米国大統領国家安全保障特別補佐官、国際問題研究家・政治学者、戦略国際問題研究所顧問。
(9) ハーバート大学政治学教授。一九七七年〜七八年、米国国家安全保障会議コーディネーター。
(10) 第39代アメリカ大統領。一九七七〜八一年。
あなたは九月十一日の事件が・・・
これは軍需産業・情報機関・軍産学複合体の考えと完全に一致しますね。明白です。旧ソ連が手つかずで保有していた莫大な資源は、今やアメリカの思いのままですし、パイプラインも同じです。それから・・・
ようやくエーリッヒ = フォラート (11) が 『シュピーゲル』 誌 (12) に 「あれは軍事基地と麻薬、眠っている原油・天然ガス資源の問題である」 と書きました。
(11) ドイツの雑誌 『シュテルン』 のニューヨーク・香港通信員を経て、現在 『シュピーゲル』 誌の編集者。 52 歳。
(12) ドイツの代表的な週刊誌。
私なら、こういうことができますね。攻撃計画は技術的にも組織的にも名人芸の域に達している。四機ものジャンボジェットをわずかの時間のあいだにハイジャックして、しかも一時間以内に標的に当てている。その操縦の巧みさはどうだ。こんなことは、国家と産業界の秘密機関が永年にわたって支援してはじめて出来ることだ、とね。
あなたは陰謀論者だ!
そうそう。その通りです。陰謀論者という言い方は、公式見解にしたがうのが好きな人が投げかける嘲笑のことばですね。調査の好きなジャーナリストでも、宣伝や間違った情報にはまりこみます。疑うやつは頭がおかしいというわけです。あなたはそう批判していることになりますよ。
経歴を拝見しますと、頭がおかしくなられたとは思えません。七○年代には、国防大臣をなさっていたし、九三年にはシャルク = ゴロドコフスキー (13) 調査委員会の社会民主党代表をされていました。
(13) シャルク = ゴロドコフスキーは旧・東ドイツの政治家。社会主義統一党の党員。スパイ・ 脱税・武器取引などの疑いで訴追を受けた。
結局はすべてあそこから始まったんです。いまは大きな矛盾点に気づきますが、当時、私は情報機関の仕事についてあまり知識がありませんでした。経済犯罪の分野でスタシ(14) など旧東ドイツの情報機関がやったことに光を当てました。しかしBND(15) やCIA(16) の活動について何か知ろうとすると、冷酷に妨害されました。情報はまったく出てきませんし、協力も得られませんでしたし、まったく何の成果もありませんでした。
(14) 東ドイツの秘密警察。ドイツ統一後、その資料が歴史家に公開されている。
(15) Bundesnachrichtendienst(連邦情報部)の略。統一ドイツの情報機関。
(16) Central Information Agency(中央情報部)の略。アメリカ最大の情報機関。
シャルク = ゴロドコフスキーは、特にいろいろな国外の仕事を仲介していました。彼のことをもっと詳しく見てみたらどうなりますか。
たとえばロシュトックに手がかりがありました。ここはシャルクが武器庫をもっていたところです。そうそう、それからシャルクがパナマに同伴者を持っていたこともわかりました。マヌエル = ノリエガ(17) はずっと大統領をやった人物ですが、麻薬の密売や資金洗浄などもやっていました。そうなんです。なんでもやっていました。それからノリエガはCIAから年間二○万ドルもらっていたんです。これは本当に奇妙でしたね。
(17) パナマの元・国軍最高司令官・将軍。アメリカの後ろ盾で昇進したが、 その政策に逆らったため失脚した。
「CIA株式会社」 の取引について本をお書きになっています。そのときに、情報機関が関係する奇妙な出来事についての専門家になっておられると思います。
「奇妙な出来事」 というのは、ちょっと違いますね。情報機関の名前で実際に起きていたこと、そして今も起きていることは、犯罪そのものです。
情報機関の仕事を最初に決めるのは何だとおっしゃりたいのでしょう。
誤解が生じないように言っておきましょう。情報機関を持つことは意味があると思っています。
以前に環境団体が提案していたことは重要視されないんですね。彼らはこういう情報機関の情報を開示するよう求めていました。
大したことだとは思いません。出来事の背景にあることを正しく見ておくのは意味のあることです。敵の意図について情報活動をするのも同じです。敵の心を読もうとすると情報活動が重要になります。CIAのやり方を理解しようとすると、その主な仕事である秘密作戦に関わらなければなりません。戦時の目立たないところや国際法の範囲外で、組織的な暴動だとかテロリストの攻撃によって、アメリカ以外の諸国が影響を受けます。たいていこういうものは、麻薬や武器の取引、資金洗浄と関係しています。 もともとこれはとても簡単なことです。まず乱暴なやつらに武器を与えます。しかし、情報機関がうしろに控えていることは、どんなことがあっても表面にでないようにしなければならない。巨額の資金を投入して、あらゆる痕跡が抹消されます。 私の印象では、こういった情報機関は、うその手がかりを残す活動に時間の九割を使っています。情報機関が協力したのではないかとだれかが疑うと、その人は陰謀説に毒されていると非難されることになります。事実があきらかになるのは、ずっとあとからになることが珍しくありません。かつてCIAの長官であったアレン = ダレス(18) は、疑われたら私は議会でもうそをつくよ、と言っていました。
(18) 一八九三年〜一九六九年。四○年以上にわたってCIAで働き、組織固めに専念した。
ところで、アメリカのジャーナリスト、シーモア = ハーシュ(19) がですね、雑誌 『ニューヨーカー』 に書いているんです。調査する人たちを混乱させるために犯人たちは手がかりを残したとCIAや政府も考えていると。フォン = ビューローさん、だれがそんなことをすると思いますか。
(19) ピューリッツァー賞受賞。日本で出版された 『非戦』 に寄稿している。
私は知りません。どうしてそんなことが私にわかりますか。私は単に常識を働かせているにすぎないですよ。テロリストたちは注意を引くように振る舞ったんです。イスラム教徒として行動しながら、一方ではストリップ・バーに行って酒を飲み、ダンサーの下着にドル紙幣を差し入れたりしている。
そういうことさえありうるということですね。
そうかもしれません。私はひとりで戦っているわけだから、何も証明できません。証明するなんてことは私の能力を超えています。しかし、事態のうらに孤独で邪悪な人間が隠れていて、その心からすべてが出てきたと想像するのは本当に難しいですね。
フォン = ビューローさん。あなたはたった一人で現状を批判的に分析しているとおっしゃる。以前は政治家として立派な立場にいらっしゃった。そして今はアウトサイダーだということですね。
時には過去の立場が問題になることもあります。しかしすぐ慣れます。ついでに言っておきますとね、影響力の大きい人も含めて、私の意見に賛成する人をたくさん知っていますよ。ただ、耳元でささやくだけで、決しておおやけには言いませんがね。
今でも社会民主党のエゴン = バール(20) とか、元首相のヘルムート = シュミットと交流はお持ちなんでしょうか?
(20) 一九二二年生まれ、政治家兼ジャーナリスト。
もう親密なつきあいはしていません。去年の社会民主党大会には出席したかったんですが、病気で出席できませんでした。
フォン = ビューローさん。あなたは典型的な反アメリカニズムの代弁者だと考えていいのでしょうか?
とんでもない。反アメリカニズムとは何の関係もありません。私は、アメリカという偉大な開かれた自由な社会をうらやましく思っていますし、これまでもそうでした。アメリカで学んだこともあります。
あの攻撃とアメリカの情報機関とのあいだにつながりがあるだろうという考え方に、どうしてたどり着かれたのでしょうか。
九三年に世界貿易センタービルで起きたテロを覚えていますか?
爆弾が爆発して六人が死亡し、一○○○人が負傷しました。
その中に爆弾をしかけた人間もいたんです。エジプトの元将校でした。何人かのイスラム教徒とテロ攻撃に関して協力していました。国務省はかれらの入国を禁じていたんですが、CIAが手引きして密かに入国させました。しかもそのトップはFBIへの情報提供者でした。かれは当局と取引をしました。最後の瞬間に、危険な爆発物を安全な粉とおきかえることになっていました。FBIはこの取引にのりませんでした。つまりね、爆弾が破裂することをFBIは知っていたんです。犯罪の公式記録がすぐにでっちあげられて、凶悪なイスラム人が犯人だということになりました。
その時、ソ連の軍隊がアフガニスタンに入りました。当時あなたはヘルムート = シュミット内閣にいらっしゃいました。どんな様子だったのでしょう。
アメリカは経済制裁を求めました。モスクワ・オリンピックのボイコットも要求してきました。
それにドイツ政府はしたがった・・・
今ではそれがアメリカ大統領の国家安全保障補佐官ズビグニュー = ブレジンスキーの策略だったことが分かっています。ソ連を近隣のイスラム諸国から切り離して不安定化させるためでした。ロシア人をアフガニスタンにおびき寄せて、かれらのためにベトナムみたいなこの世の地獄を演出したんです。アメリカの情報機関が十分な支援をして、アフガニスタンとパキスタンで少なくとも三万人のイスラム兵士が訓練をうけました。ならずものと狂信者の集団でした。いまでもそうですね。彼らはなんでもやります。その一人がオサマ = ビンラディンでした。数年前、私は 「アメリカとサウジアラビアが資金を出してコーラン学校を運営し、アフガニスタンにタリバンを育ててきた。それがいまテロに走り、アフガニスタンを破壊している」 と書いたことがあります。
アメリカはあの地域の資源が目的だと、あなたは書いておられます。しかし、アメリカのアフガニスタン侵攻は、数千人の命を犠牲にしたテロ攻撃から始まりました。
本当にその通りです。身の毛のよだつあのような行為を常に心にとどめておかなければなりません。ただ、政治の過程を分析する段になると、だれにとって有利で、だれにとって不利なのか、そして何が偶然の一致なのかを私は見定めます。疑わしいことがあると、地図を眺めてみる価値があります。まず、どこに資源があるか、そこに至るルートはどこかを見るのです。その次に、内戦や争乱のあった場所を上に描いてみます。そうすると、それが一致するんです。第三の地図、つまり麻薬の密売が行われるルートの結節点もこれと一致します。こういうものが集まるところでは、すぐ近くでアメリカの情報機関が活動しています。ブッシュ一族は、石油や天然ガス・武器取引を通じてオサマ = ビンラディンの一族と関わっています。
ビンラディンのビデオについてはどう思われますか。
情報機関を相手にしていると、最高レベルのごまかしも考慮に入れるようになります。ハリウッドなら、ああいう技術をもっています。あのビデオは証拠としては不十分だとおもいますね。
要するにCIAは何でもできるとお考えになっているんですね?
CIAがアメリカの国益にしたがって外国で介入活動をするときには、どんな法律の制約も受けません。国際法の制約も受けません。大統領の命令に従うだけです。CIAの資金が少なくなると、かえって平和が見えてきます。そして今度は、どこかで爆弾が火を噴きます。情報機関なしですませることなどできないとわからせるためです。ですからCIAの批判をする人なんてばかみたいなものです。一時期CIA長官をしたことのある父ブッシュは、批判するやつらは 「頭がいかれている」 と言っていました。麻薬取り締まりの戦略特殊部門の責任者は、三○年間仕事をしてきたが、大規模で重要な麻薬事件にCIAがかならず関わってきて、自分には仕事をさせなかったと述べています。
九月十一日以降のドイツ政府の反応を見て、何かご批判はありますか。
いいえ。この問題にドイツ政府が関与していなかったと素人が考えるのは、単に素朴な考え方にすぎません。
フォン = ビューローさん、これからどうするおつもりですか?
まったく何も考えていません。私の仕事は話すべきことを話せば終わりです。私がいいたいのは、世間の人が考えているようなことが起きたはずはない、真実を求めよ、ということです。
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原文: http://www2.tagesspiegel.de/archiv/2002/01/12/ak-sn-in-558560.html