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(回答先: 北朝鮮10基地でミサイル活動、大規模訓練か(読売新聞)【油断禁物】 投稿者 闇の行者 日時 2004 年 9 月 26 日 13:24:05)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040926-00000002-san-int【ワシントン=古森義久】北朝鮮で発射準備を疑われる弾道ミサイルは、「ノドンB」と呼ばれる新型との情報が二十五日、米国政府筋から明らかにされた。「ノドンB」の射程は従来の「ノドン」より長い最大三千六百キロとされ、核弾頭の搭載や水上艦からの発射も可能とされ、日本や米国にとっての脅威はきわめて大きいという。
東アジア情勢に詳しい米国政府筋は、北朝鮮でいま人員や車両、機材の集結など発射準備とも解釈できる動きをみせている弾道ミサイル基地について、この動きの対象となっているのは従来のノドン1号(射程約千三百キロ)ではなく、米英両国の関係者から「ノドンB」あるいは「R27」と呼ばれる北朝鮮では新型の中距離弾道ミサイルだろうと述べた。
ノドンBは旧ソ連の潜水艦発射弾道ミサイルSSN6をモデルとし、北朝鮮が改良を加えた新鋭ミサイルで、昨年九月ごろから米国や韓国側に配備の動きを探知されていた。英軍事専門誌「ジェーン・ディフェンス・ウイークリー」でもこの八月に「北朝鮮が新ミサイルを開発し、配備過程にある」と公表し、ノドンBをモデルの旧ソ連潜水艦ミサイルの名称R27とも称していた。
従来のノドンより小さい点が特徴とされ、北朝鮮の長距離ミサイルのテポドンとの違いは、テポドンが二段あるいは三段発射なのに対し、ノドン型が単段式の点だという。
米国議会調査局の「北朝鮮の弾道ミサイルの米国への脅威」という報告書最新版によると、ノドンBは射程三千キロから三千六百キロ、搭載弾頭重量約七百キロで、北朝鮮が製造できる範囲の核弾頭の搭載も可能とされる。さらに車両移動や艦艇に積載して海上からの発射も可能のため、探知が難しく脅威は大きくなる。
同報告書はさらにノドンBの射程が三千五百キロに達すればグアムの米軍基地が攻撃でき、二千五百キロなら沖縄の米軍、自衛隊の基地が攻撃可能範囲に入る点に意味があると指摘している。
しかし、ノドンBの実際の発射の可能性について、この米国政府筋は「いまのところ発射の見通しを裏付ける証拠はなく、米国や日本への外交戦略上の揺さぶりのために発射を思わせる種々の動きをとっている公算が大きい」と述べた。同筋は北朝鮮が九九年夏にもミサイル発射準備に似た動きをみせ、その動きは二カ月近くも続いたことを指摘し、当時の北朝鮮の目的は米国のテロ支援国家リストから自国を除かせることだったようだ、と語った。 - 9月26日2時44分更新
(産経新聞)