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(回答先: 米大統領、イラク完全民主化まで米軍駐留 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 9 月 21 日 08:04:28)
【ニューヨーク=秋田浩之】米民主党の大統領候補であるケリー上院議員は20日ニューヨーク市内で講演し、イラク国内で大量破壊兵器が発見できなかったことなどを理由にイラク開戦は誤りだったとの立場を前面に掲げた。来夏から駐イラク米軍の撤収を開始できるとも言明。イラク問題でブッシュ大統領と全面対決する立場を明確にした。
ケリー氏は「イラクが大量破壊兵器を持たず、(テロ組織の)アルカイダとの結びつきがなくても、イラクを侵略すべきだったのか。私の答えはノーだ」と言明。同時に「大統領は23の開戦理由を挙げた。その目的が米国民を混乱させ、誤った方向に導くことにあるなら成功といえるだろう」と、開戦決定を徹底的に批判した。駐イラク米軍のあり方に関しては「もし他国からより多くの支援を呼び込み、イラク兵が治安を担えるよう訓練するなら、来年夏にも米軍の撤収を開始できる。4年以内にすべての米部隊を帰還させることも現実的な目標になる」と語った。 (11:22)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040921AT2M2100U21092004.html