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米ワシントン・ポスト紙と英国のロイター通信などの外国メディアは10日、韓国の2000年のウラン濃縮実験と1982年のプルトニウム抽出実験の事実が明らかになったのを受け、韓国の核の規定違反事例は6件に達し、韓国政府の「核の透明性」の低さは、韓国を「小さなイラン」に陥らせる恐れがあると報じた。
ワシントン・ポスト紙はこの日、国際原子力機関(IAEA)の外交筋の言葉として、「IAEAは6年も前から韓国の核実験に対して疑惑を持ち始めたが、韓国の高官はこれを隠すため努力してきた」とし、韓国政府の核の透明性に対する強い疑惑を提起した。
同紙はまた、プルトニウム実験に対する最初の疑惑は1998年、査察団がソウルにある政府傘下の核研究所で痕跡を見つけた時だったが、韓国政府はIAEAが査察を行う間、該当の実験場所を撤去した後、報告しなかったと伝えた。
また、IAEAは2003年、プルトニウムの再処理およびウラン濃縮に関連した反論の余地のない証拠を収集し、昨年12月に韓国政府に提示したと伝え、韓国政府は否定しているが、IAEAはこれまで国連安保理に上程可能な韓国の核関連の違反事例6件を確認したと報じた。
ロイター通信も同日、「韓国政府、6か月を経てプルトニウム実験認める」と題した記事で、「核の透明性に対する信頼を一度失えば、今後、核兵器疑惑を提起する人々を説得するのはさらに難しくなるだろう」とし、「韓国が『小さなイラン(mini Iran)』になる恐れがある」と警告した。
ロイター通信は、IAEAが昨年、プルトニウム実験の証拠を入手して韓国政府に通告したが、韓国は今春になって事実を認めたと報じた。
ロイター通信は今月9日にも米政府高官の言葉を用い、「韓国の問題を安保理に付託しない方法はない」と報じた。しかしこれに対し、ニューヨークのある外交筋は、「安保理への報告はIAEAが決定することだが、IAEAが安保理に報告するかどうかはまだ不透明」と伝えた。
IAEAは来週、ウィーンでイランの核問題を主な議題とする理事会を開く予定で、この会議で韓国のウラン濃縮問題も論議される見通しだ。
ニューヨーク=キム・ジェホ特派員 jaeho@chosun.com
崔勝鎬(チェ・スンホ)記者 river@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/10/20040910000071.html