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(回答先: 露学校占拠:犯人側「やめさせて」と電話 突入直後(毎日新聞) 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 9 月 09 日 16:26:56)
誰も投稿しないので、日経記事を紹介する。この惨劇の報道は、まさに混乱の極である。
日経9/7夕刊の記事の見出しは、「武装市民の銃撃が救出の発端」交渉役が明かす、となっているが、このモスクワ発の記事の本文に、見出しを付けたのは、日本の本社のデスクであろう。
私は、救出(?)とする。
記事の本文では、「悲劇の人質救出劇」と表現している。
「武装市民の銃撃」の説明になるのは、後段の交渉者、「アウシェフ氏」の「市民の突入を非難」と、「武装した人質の親族らが警備網を破って突進したことは目撃されている」である。
犯人側は、親族の銃撃を、交渉の前提の約束に違反する「攻撃」と理解し、「すべて爆破してやる」と言って「爆弾を爆発させた」、という順序になる。
怒り狂った親族は、警備、交渉に当たる当局を信用せずに突入し、警備に当たっていた連中は、民衆の暴発を押さえる体制を欠いていたと判断できる。
おそらく、ロシア当局の呆然自失、混乱、責任回避が、報道の矛盾の原因であろう。