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(回答先: ロシア学校テロ、爆弾は「誤って」爆発 [CNN]【遺体回収作業開始とタイミングが合い過ぎるけど..】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 09 日 16:01:20)
【モスクワ町田幸彦】ロシア南部チェチェン共和国の独立派武装勢力指導者マスハドフ氏の側近、アフメド・ザカエフ特使は8日、毎日新聞との電話インタビューに応じた。北オセチア共和国学校占拠事件の犯人グループが3日の特殊部隊突入直後に、交渉役を務めていたアウシェフ前イングーシ共和国大統領に「やめさせてくれ」と電話連絡していたと述べ、ロシア側が強行突入したとの認識を示した。
英国ロンドンに亡命中のザカエフ氏はインタビューで、学校占拠事件発生後の2日、ザソホフ北オセチア共和国大統領とアウシェフ氏から電話を受けたと明らかにした。この中で、武装グループがチェチェンでの戦闘停止とロシア軍撤退を命じるロシア大統領令を出すよう要求しているとの説明を受けたという。これに対し、ザカエフ氏は「人質になった子供の無条件解放のために、自分が犯人と会う用意がある」と伝えた。
ザカエフ氏はさらに3日にもザソホフ大統領と電話で連絡を取り、事件現場で犯人側と交渉する際、自らの安全を保証してほしいと求めた。ザソホフ大統領は「(安全保証の)問題は解決するし、既にクレムリン(ロシア大統領府)と話し始めた」と語ったという。しかし、この後に、特殊部隊の突入が始まった。
ザカエフ氏は「(犯人グループからは)いかなる挑発もなかった。これは(特殊部隊の)突入だった」と強調した。また、ザカエフ氏はアウシェフ氏の話として、突入開始後、犯人グループがアウシェフ氏に電話し、「何をするのだ。子供を殺すのか。中止させてくれ、やめさせてくれ」と頼んだと語った。
ロシア最高検察庁は「学校内に爆発があり、パニックになった」として強行突入を否定している。
ザカエフ氏はまた、犯人グループに多くのイングーシ人がいたとの情報について「ロシア政府は紛争がイングーシに拡大することを容認してきた」と述べるにとどまった。
ロシア政府はロンドンに渡ったザカエフ氏の身柄引き渡しを英国に要求している。しかし、ロンドンの治安判事裁判所は昨年11月、これを却下した。ザカエフ氏はマスハドフ氏のスポークスマン役を務めている。
毎日新聞 2004年9月9日 11時37分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040909k0000e030035000c.html