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北朝鮮爆発:
「なかった」と韓国発表
【ソウル堀信一郎】韓国の李鳳朝(イボンジョ)統一省次官は17日、記者会見し、北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)金亨稷(キムヒョンジク)郡で9日に発生したとみられていた大爆発について「韓国情報当局が爆発場所と推定していた場所(金亨稷郡)では、爆発はなかったとみられる」と述べた。
同郡一帯は、北朝鮮の軍事関連施設が集中していると言われているため、軍関連の火薬や燃料が爆発したのではないかという推測も流れていた。韓国政府が同郡での爆発を否定したことで、金亨稷郡とは別の三水郡での水力発電所建設のための発破だったという北朝鮮の説明が事実である可能性が高まった。
爆発事故は韓国の通信社、聯合ニュースが12日、北京の消息筋の話として「9日に金亨稷郡で大規模な爆発があり、爆発現場で直径3.5〜4キロのきのこ雲が観測された」と報じ、韓国政府もこれを確認。人工衛星による写真撮影などで爆発原因の特定を急いでいた。
だが、李次官は17日の会見で「異常な形の雲は、地形と気象状況によって自然発生した雲とみられる。観測された地震波は、中朝国境地帯の白頭山の定期的な火山活動とみられる」と結論づけた。
爆発事故について北朝鮮はしばらく公式発表をしなかったが、白南淳(ペクナムスン)外相は13日、訪朝した英国代表団に対し「水力発電所建設のための山の爆破だった」と述べ、16日に現地視察を認めた。パウエル米国務長官も14日、「北朝鮮側の説明とわれわれの観測に矛盾はない」と明言していた。
毎日新聞 2004年9月17日 18時43分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040918k0000m030031000c.html