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(回答先: 【北の大規模爆発】深まる疑惑、解けない疑問 [朝鮮日報]【煽りに乗った新聞社が愚痴っている】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 14 日 22:55:17)
国際原子力機関(IAEA)は13日、事務局長の非公開報告書を通じ韓国の核物質実験問題について「深刻な憂慮」を表明した。IAEAは韓国が1980年代に150キログラムの極少数のウランを生産したという新たな事実も指摘している。
「大したことではない」という韓国政府の説明とは異なり、問題がかなりこじれている。韓国政府が疑惑の尾を明確に切り取ることができずにいるためだ。ウラン濃縮実験とプルトニウム抽出の事実が確認されて以降、韓国政府の説明は外国メディアが提起する疑惑を後追いすることに汲々としている。何かひとつ釈明すれば外国メディアはすぐにどこかで韓国政府の説明を覆す情報を探し出し新たな疑惑を提起する状況となっている。
今回提起された「金属ウラン150キログラム」問題も同様だ。韓国政府はこれが既に明らかにされている核物質実験と連関した事案であるのに加え、IAEAの報告内容は対外秘であるため政府が先に公開しなかったと釈明している。しかしこうした消極的な姿勢では疑惑をさらに大きくしてしまうだけだ。外国メディアと関連諸国にずるずる引きずられるような政府の中途半端な対応姿勢が事態をここまで悪化させたと言っても過言ではないはずだ。
核と関連した問題は高度の国際政治的性格を帯びるのが常だ。しかし今の大韓民国にはきわどい状況の中で韓国の言葉を信じてくれ、韓国の言葉を土台に他人まで納得させてくれる同盟と友邦がいないのである。孤立無援とは、まさにこの場合に使う言葉だ。韓国がなぜ、いつからこうした状況になってしまったのだろうか。
韓国が国際社会で核兵器開発疑惑がある国家というイメージで覆われた場合、外交、経済、安保的損失は計り知れない。4年前あるいは22年前にあった極少数の核物質実験が今になって突然問題となり、日を追うごとに拡大している。政府がこの事態に適確に対応しなければならないのはもちろんだが、今回の事態の間接的背景と言える「どうして韓国が国際社会の孤児になってしまったのか」という根本的な問いに対する答えも探し出さなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/14/20040914000081.html