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(回答先: Re:本当に大爆発は起きたのか?疑う必要がある 投稿者 BIBLE 日時 2004 年 9 月 14 日 21:04:14)
北朝鮮・両江(リャンガン)道・ 金亨稷(キムヒョンジク)郡・月灘(ウォルタン)里付近で発生した大規模な爆発から、14日で5日間が経過した。爆発がいつ、どこで、どんな理由で起きたのか、被害はなかったのかなど、何一つ明確な点がない状態だ。
北朝鮮が「水力発電所を建設するために計画された山岳発破」と明らかにしてから、むしろ疑惑は深まっている。北朝鮮に駐在している英国大使が現地入りすることになっているが、非専門家に何を期待できるのかという懐疑論さえ出ている。
◆ 確認された事実
アリラン衛星と米国が提供した一部の衛星写真などを分析中の政府が入手した情報のうち、50%以上の確信がある事項は、「9日午前、月灘里付近で、爆発の兆候と見られる巨大なきのこ雲が観測された」ことだけだ。
発生時間も最初は、8日夜と噂されていた。8日夜11時30分頃、月灘里付近で規模2.6の地震が感知されたことが、爆発と関係があるのではないかというのだ。しかし、アリラン衛星の写真は、9日午前11時頃に撮影されたものであるため、ざっと約11時間30分の時差がある。このため政府は、関連性が低いようだと暫定的な結論を出している状態だ。爆発規模が龍川(リョンチョン/竜川)駅事件より大きいというのも、根も葉もない話であることが明らかになっている。
北朝鮮の「計画された発破」の主張にも、政府はまだ「爆発の兆候」という見方を維持している。月灘里付近は、発電所を建てても、経済性がない場所であるため北朝鮮の主張をそのまま信じるには証拠が足りないという立場だ。
◆究明すべき疑問点
まずは、正確な爆破場所だ。北朝鮮は山ひとつを爆破したと言っただけで、爆破地点については言及しなかった。衛星写真では月灘(ウォルタン)里付近だが、中国の消息筋によると月灘里と厚昌(フチャン)里の間、月灘里の南西2〜3キロ地点など、それぞれ異なる場所を指摘している。
正確な爆破時間も究明しなくてはならない。9日午前何時か、深夜か、午前中かということも「計画された爆発」かどうかを判断する基準になるかもしれない。真っ暗な深夜に計画された発破が行われたとは、考えにくいためだ。いまのところ、政府内でも意見が分かれているという。
発破ではなく、爆破の場合、原因と被害規模を明らかにすることが執必要だ。現在、韓米情報当局はこれについて特別な情報を持っていないとされている。米国のライス大統領補佐官がテレビに出演し、ある種の爆発から山火事の可能性までを言及している。
だとすれば、北朝鮮駐在の英国大使が問題となった現場を訪れた場合、疑問がすべて解けるだろうか?
国内のある兵器専門家は、専門家でなければ現場を見て爆発の原因と規模を把握できないと言い切った。「ヘリなどを利用し、空中から見下ろしてどういう方向に爆破されたか、痕跡はどういう形で残ったか、また、どういう火薬を、何メートル置きに埋め、爆破時間はどのように調整したかを見極めなければならない上、特に現場の試料でテストしなければならない」と述べた。
崔秉黙(チェ・ビョンムク)記者 bmchoi@chosun.com
キム・ホンジン記者 mailer@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/14/20040914000087.html