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今度は「3.11イスラムテロ」説の本も新たに出版(大手新聞が大々的に宣伝)
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1230.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 9 月 14 日 05:48:40:SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: スペインで出版されていた2冊の9.11謀略説(一人の著者は今年3.11謀略説出版、他方はなんとオプス・デイ会員!) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 9 月 13 日 21:58:06)

今度は「3.11イスラムテロ」説の本も新たに出版(大手新聞が大々的に宣伝)


こちらはエル・ムンド紙が店頭売りの1面の記事として大々的に宣伝している、9月14日に全国で発売開始の本です。これはもう筋書き通りの「3.11イスラムテロ」説で、著者はエル・ムンド紙論説委員を務めるカシミリオ・ガルシア・アバディリョ。3.11はアルカイダ系の過激派組織によるテロであり、もちろん実行犯たちはビン・ラディンに影響されザルカウイが彼らの行動の背後にいる、というお定まりのパターンですが、その背後関係を微に入り細に入り書き上げた書物のようです。

もっとも、このエル・ムンド紙(電子版では有料記事)に書いてある限りでは、私が今年の3月以来ずっとお知らせしてきました3.11事件そのものが持つさまざまな疑問点や捜査段階でのデタラメなどについては、当のエル・ムンド自身が散々書き散らしたことなのですが、知らん顔して口を濁しているようです。

注目すべきはその本の題名で「3.11:復讐」です。これは説明によりますと、モロッコ人イスラム過激派によるスペインへの復讐、という意味で、これにはイラク戦争に加担したことへの復讐のほかに、スペインの北アフリカにある「飛び地」メリージャとセウタの返還問題、旧スペイン領の西サハラ(サハラウイ)問題、モロッコ沖にある小島ペレヒルの帰属問題などが絡んでいます。この「テロ」で中心的な役割を果たしたモロッコ人たちはスペインに対する復讐として犯行に及んだ、その背後にはアルカイダの国際組織が潜んでいる、という筋書きのようです。

また著者のガルシア・アバディリョによりますと、2年前にモロッコの国王モハメド6世が当時のスペイン外相であるジュゼップ・ピケに、スペインにイスラムテロが起こる可能性がある、と警告した、ということです。

どのような言い逃れをしようと、要するに、スペイン人のイスラム教徒に対する警戒心と恐怖心をあおるものであり、またさまざまな捜査の発表と国会での調査委員会に見える多くの矛盾点、9.11以降の国際政治の流れから目をそらさせる目的の本であり、スペインの大マスコミであるエル・ムンド紙がどのような世論誘導を試みているのか、がよくわかります。

謀略説である『9.11:恥辱の歴史』、『3.11:ある謀略の鍵』の著者ブルーノ・カルデニョサとの、あるいは今後もっと同種の書籍が出てくるかもしれませんが、熱い戦いがこれから繰り広げられるでしょう。スペインではアメリカや日本などに比べると電網メディアがまだまだ未発達で、鋭い問題意識を打ち出すサイトがなかなか現れないのですが、今後はこの3.11問題を中心にしてレベルが上がってくることを期待したいと思っています。

3.11「イスラムテロ説」の本『3.11:復讐』を紹介するエル・ムンド電子版の記事のUrl(ただしこれは有料です)
http://www.elmundo.es/diario/espana/1690980.html

非常に長い文章ですので、最初のさわりの部分だけを原文でご紹介しておきます。


En tono amenazador, Mohamed VI le recordó a Piqué que España no tenía, de momento, problemas de terrorismo islámico, pero que era una posibilidad que no había que descartar en el futuro

CASIMIRO GARCIA-ABADILLO

En la segunda entrega de la prepublicación de '11-M, La Venganza', el nuevo libro de Casimiro García-Abadillo, que La Esfera de los Libros pondrá a la venta en toda España mañana martes, se revelan inquietantes detalles sobre las difíciles relaciones entre España y Marruecos antes del 11-M. El director adjunto de EL MUNDO relata una áspera audiencia del rey Mohamed VI con el entonces ministro de Exteriores, Josep Piqué, en la que el monarca lanzó una premonitoria advertencia, tras desgranar una catarata de quejas y agravios por la política española. La posterior crisis de Perejil, y la operación militar del Gobierno Aznar para recuperar el islote invadido en julio de 2002, habría hecho temer a los servicios secretos, según algunas fuentes anónimas, una reacción inminente: 'La venganza del Moro'. Tras los atentados del 11-M y el vuelco político del 14-M, Zapatero fue recibido con los brazos abiertos por Mohamed VI, quien le invitó a un almuerzo privado en el que le dispensó el gesto poco habitual de prescindir de los intérpretes y hablar en español.

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