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北は両江道爆発の真相公開すべき【東亜日報社説】
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/12/20040912000063.html
記事入力 : 2004/09/12 21:42
北朝鮮の両江(ヤンガン)道・金亨稷(キムヒョンジク)郡で今月9日、大規模な爆発があった事実が明らかになった。
ひとまず核実験ではないようだが、中国と接している海抜1500メートルの山林地帯で、民間人はほとんどなく、周辺にミサイル基地や軍需工場などが散在していることから、軍事的な用途と関係がある可能性が高いと見られる。
爆発の規模も今年4月に起きた龍川(リョンチョン/竜川)駅爆発事故よりはるかに大きいとされる。直径3キロを超えるきのこ雲が観測されたと伝えられ、「核実験と関連があるのでは」と疑われるほどだ。
北朝鮮内の反体制ィ力の活動であるという分析もあれば、日本のマスコミは「核関連の可能性が高い」と報じている。
北朝鮮当局は、こうした大規模な爆発がどのようにして起きたか、現在の状況はどうなっているかなどを細かく公開する必要がある。ただでさえ、国際社会では北朝鮮の異常兆候を示唆する報道が相次いでいる。
「北朝鮮で10月中にびっくりするほど大きなことが起きる」という米国内の噂の中に、「 蓋馬(ゲマ)高原の山間の奥地で大規模な爆発実験があるだろう」ということも含まれていた。
米ニューヨークタイムズ紙も「北朝鮮の核関連の動きが波紋を呼んでいる」と報じた。北朝鮮は自分らと関連した国際社会のこのような報道と推測を、軽く受け流してはならない。
一方で、韓国政府の対応を見守りながら、果たして北朝鮮内部の動きに対する最小限の情報は持っているか、周辺国との協力はきちんと行われているか、懸念せざるをえない。
国家安保会議(NSC)常任委員会は不審な大規模爆発が起きてから3日後に開かれている上、統一部長官もこの時やっと事実を知ったとされる。また、きちんとした衛星写真一枚すら確保できずにいると報じられているのが現状だ。とかく国民は安心できない。