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(回答先: Re: 公安向けにいっているのではありません 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 8 月 21 日 13:54:39)
長壁さん
市民が生活している場に爆弾や砲弾をおとせばどのようなことになるか、よほど鈍い人でもなければ十分想像がつくし、「憎まれ愚痴」の中の戦争写真を見れば「心にぐさっと」こない人はいないでしょう。一度手足がばらばらになった子供たちの写真を見ればそれで十分です。一生忘れることはありません。戦争の度に同じことが繰り返されるのです。あなたの激越な言葉の力を借りる必要はありません。
永田洋子についても人によって色々な受け取り方があるのはやむを得ませんが、無抵抗の男女を縛り付けてリンチして殺す、私の目から見れば、コメントに値しないような卑劣な行為、人間以下の行為としかいいようがありません。あなたが永田洋子をヒロインのように持ち出すのは本当におぞましいことです。いつぞやあなたを集団で滅多打ちにするような場面が阿修羅上でも展開されましたが、私はこのような「よってたかって」というのが大嫌いなのです。こういうメンタリティは、本質的にファシズム傾向がある日本では昔から「村八分」などのような形で常に存在していたわけですが、これが表現のしようもない程嫌いなのです。
相手が暴虐なのは分かっていますが、米国を牛耳っているネオコンの連中もただの「きちがい」ではなく、やはり普通の人間なのです。例えば何百万ものアメリカ人が生計を軍産複合体に依存している現実があります。我々だって幸い兵器産業産業などと無縁だから彼らを批判できるだけで、我々だって立場が立場だったら全面的に批判できるかどうか。だから人間というのは弱いし難しいのです。正義の味方vs悪魔の手先、といった単純な図式で取られることなどできません。逆に「きちがい」ではない連中が冷静に大量殺人を実行してビジネスにしているからこそ余計に腹も立つのです。
一応共産党員を標榜しているあなたの文章は、阿修羅上だけで見るならどうしても共産党を代表しているように受け取られがちだと思いますが、あまり暴力礼賛的なコメントは「やっぱり暴力革命路線を捨ててはいない共産党」のイメージを与えるのに十分です。活動等には一切関与しなかったものの(私は「組織」と名のつくものはすべからくなじみません)、精神的には昔結構まじめに支持していた者として残念です。
私にはあなたの文章は常に「頭に来ている」ため冷静に物事を見る力を失った人の文章としか読めません。1年前のあなたの文章はここまでではなかったように思います。読んでいて殺伐とした気分になる文章というのは、何か実に淋しいものがあります。