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イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 8月19日 木曜日
[飛耳長目録]
☆米軍: 民兵50人以上を殺害、サドルシティーに進攻
☆不可解なイラク国防相の脅し、和平合意の後
アルジャジーラ 8月18日付から訳
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●民兵50人以上を殺害、サドルシティーに大規模進攻=米軍
ロイター - 8月19日9時33分更新
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000563-reu-int
[バグダッド 18日 ロイター] イラク駐留米軍は18日、対米強
硬派の指導者サドル師の拠点があるバグダッド近郊のサドルシテ
ィーに進攻し、イスラム教シーア派民兵50人以上を殺害したことを
明らかにした。 米軍は複数の戦車やブラッドリー装甲車を用い
てサドルシティー内約2.5キロに大規模進攻を実施。ある米軍当
局者は、進攻中の米軍に発砲したことが確認されたイラク人50人
強を殺害したと述べた。死者数は現時点では、第三者によっては
確認されていない。 ロペス・カーター中佐は同行記者団に対し、
「(サドル師の)民兵組織マハディ軍がサドルシティー全域で戦わな
ければならなかったのは今回が初めてだったため、彼らのバラン
スが崩れた」と話した。 サドル師は同日これより先に、イラク暫
定政府が掲げた民兵の武装解除要求と聖地ナジャフのイマーム・
アリ聖廟(せいびょう)からの撤退要求を受け入れることで合意し
た。ただその前に、停戦すべきであるとの考えを示していた。
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☆★Al-Sadr 'offers to withdraw from Najaf'
サドル師が「ナジャフ撤退を提案」
アルジャジーラ 8月18日 水曜 21:46 Makka Time
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/FBB501FD-98D6-433C-9738-B3FC9ABCC51C.htm
伝えられるところでは、シーア派の指導者サドル師が、アメリカの
後押しするイラクの政治プロセスに参加することを認める動きとし
て、ナジャフからサドル派の戦士を撤退させ、彼らを武装解除すると
提案したという。
アルジャジーラは、ナジャフのサドル事務所からバグダッドへ、首
都で開催されているイラク国民大会議の提示した条件を歓迎するこ
とを確認する書簡が送られたことを知らされた。
国民大会議のメンバーの一人、サディク・アル・ムサウィは、その
書簡を受け取ったことを確認した。
彼はアルジャジーラに、その和平案はやがて生まれる国民評議会
で実行されるだろうと話した。評議会は暫定政府に助言をおこなうた
めに、国民大会議で選出されることになっている。
しかしサドル師の政治面での渉外担当を務めるアリ・アル・ヤシリ
は、米軍のイラク政府軍がまず攻撃を停止した場合にのみ、「イラク
のために」、サドル派民兵が撤退するという語ったと伝えられた。
サドル師のマフディ軍は明け渡すか、さもなくば戦闘で「思い知らさ
れる」ことになる−−こう述べたシャアラン国防相の最後通告がおこ
なわれたあと、水曜日の(サドル師の)提案が発表された。
しかしサドル師のナジャフにおけるスポークスマン役であるシャイ
バニ氏は、サドル師はすでに戦闘を終結しようという提案に合意して
いたので、国防相の脅迫的な発言に驚いている、とアルジャジーラ
に話した。
◆重要な問題
シャイバニ師は、ナジャフの膠着状態を終結させる和平案は三つ
の重要ポイントにかかっている、と指摘した。
・マフディ軍が旧市街を責任ある誠実な勢力に明け渡す。
・サドル師の運動は政治プロセスに参加する。
・他の問題は国家安全保障担当顧問のムワファク・アル・ルバイ
と協議する。(ルバイ氏は前回停戦交渉の担当者であり、前回も
彼との交渉で内容的には合意に達していた:訳者註)
「爆撃が止み、包囲が解かれて、安全環境が良好になれば、われ
われの指導者サドル師は代表派遣団と会談する用意がある」とシャ
イバニ師はアルジャジーラに語った。
サドル師の組織は、政治プロセスが「もし誠実なものなら」、それに
参加する用意ができている、とシャイバニ師は言う。
「われわれはこれらの点および他の10項目をルバイと協議し、そ
の努力は実っていたのだ。代表派遣団は満足して戻った」と彼は説
明した。
◆最後通告
これより前、シャアラン国防相が反乱側に最後の降伏の機会とす
るか全面衝突かと脅迫する以前に、機関銃を搭載した攻撃ヘリに
支援されて、アメリカ軍はナジャフの歴史的遺産でもある旧市街を
攻撃した。
シャアランは州知事のアドナン・アル・ズルフィ氏に同行してナジャ
フに来ていた報道陣に、「今後の数時間が決定的なものになるだろ
う。われわれは彼らに忘れられない教訓を教えてやる」と語った。
「数時間以内に、彼らは明け渡さなければならない」とシャアランは
言った。「イラク人だけが霊廟に入ることができる。(聖廟のなかで)
アメリカの干渉があってはならない」と。彼はイラク人指揮官が作戦
を担当することになるだろうとも言った。
これより前、ラムズフェルド米国務長官が、米軍は尊敬される建物
を襲撃「することはないだろう」と述べた。そんなことをすれば、イラク
中に反発を広げ破滅的な結果を招く危険性がある。
◆中止された会談
シャイバニ師は、サドル師の代理人と国民大会議の派遣団との会
談は安全な状況が悪化したため、突然、終わりになった、と話した。
「代表団はサドル師と会いたがったが、しかし米軍ヘリが軍用車両
に援護されてナジャフを攻撃していたことが会談キャンセルの理由
だった」と彼は指摘した。
アメリカに任命されたアラウィ首相の政府は、危機の平和的解決
を妨害してきた、と彼は言った。
「ナジャフに派遣されたイラク国民大会議の代表団は、18日、ナ
ジャフ攻撃の中止をイラク首相に納得させようとして、サドル師と会
談するためにこの都市に戻ったはずだった」とシャイバニ師は言っ
た。
「われわれ(サドル師の支持者)は代表団の提案に合意していた
ので驚いたのだが、アラウィ政府が邪魔(じゃま)をしているのだ」。
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