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米軍ヘリ墜落、現場検証断念 米軍に要請するも回答なし
米海兵隊の大型輸送ヘリコプターが沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学の敷地内に墜落した事故で、同県警は14日、事故原因などを調べる現場検証をするため、日米地位協定の関係法令に基づき、在沖米海兵隊側に同意を求めた。しかし米軍側からの回答はなく、墜落機周辺は封鎖され、県警の捜査員は事故から丸1日たっても現場に立ち入ることすらできなかった。
同日午前、県警捜査1課の幹部らは墜落現場を訪れた後、海兵隊司令部の法務部で、現場検証を合同で行うよう協力を求めた。米軍側は「上司と相談して回答する」と述べたが、夕方まで連絡はなく、県警は同日の現場検証を断念した。その一方で、米軍関係者は機体の間近で被害状況を調べた。
地位協定の実施に伴う刑事特別法などによると、事故機を日本の警察が検証する場合は、財産権の絡みから米軍の同意が必要とされる。県警は航空危険行為処罰法違反の疑いで現場検証令状を取り、捜査員が現場で待機した。
県警は13日の事故発生当初、米軍に対し、現場の実況見分を申し入れたが、「安全上の理由」で断られた。14日もヘリが接触した校舎の外壁が崩れる恐れがあるなどとして、事故現場は米軍が終日封鎖した。
在日米海兵隊のトップで沖縄4軍調整官のロバート・ブラックマン中将は13日、事故原因に関して「機体の不具合」と述べた。県側の調査に協力する意向も示したが、重軽傷を負った3人の乗組員の名前すら県警には明らかにしていない。 (08/14 20:28)
http://www.asahi.com/national/update/0814/004.html