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「平和と友好の祭典」開幕 アテネ五輪
近代五輪発祥の地アテネに108年ぶりに戻って開催される第28回オリンピック競技会アテネ大会の開会式が13日午後8時45分(日本時間14日午前2時45分)から約3時間半にわたって、アテネの五輪スタジアムで4万人の観客が見守る中、行われた。史上最多の202の国・地域から約1万5000人が参加し、29日の閉会式までの17日間、28競技・301種目で熱戦が繰り広げられる。国際オリンピック委員会(IOC)が承認するすべての国・地域の代表がそろうのは、第26回のアトランタ大会(1996年)に次いで2度目。
日本はこの大会で、シドニー五輪の5個の倍、10個の金を含む総数24から25個のメダルを目標に掲げている。
入場行進はギリシャ語のアルファベット順で行われ、史上最多513人の選手・役員団を擁する日本は、レスリング女子の浜口京子(ジャパンビバレッジ)を旗手に57番目に登場した。
このほか、戦火が収まらず混乱が続く中での参加となったイラクは61番目に登場、ひときわ大きな拍手を浴びた。
84番目に登場した南北朝鮮は、シドニー五輪に続き朝鮮半島が描かれた1本の旗の下に合同行進した。
選手宣誓はギリシャの競泳選手のドモスハキが行った。
5大陸を2カ月余りかけてリレーされてきた聖火は12日夜、米陸上のかつてのスーパースター、カール・ルイスさんの手でパルテノン神殿のあるアクロポリスの丘に届けられた。
約10キロ離れた五輪スタジアムでは、次々と聖火をリレー、最後はアトランタ五輪ヨット競技金メダリストのカクラマナキスが聖火台に点火、開会式のフィナーレを飾った。
一方で、「9・11」後最初の夏季五輪とあって、ギリシャ政府は警備予算に約1350億円を投じた。選手村では自動小銃を肩から下げた当局者が警戒に当たり、競技場や道路には高性能の監視カメラも多数設置された。厳戒態勢に守られた「平和と友好の祭典」が幕を開けた。
(08/14 06:09)