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(回答先: [広島原爆忌]「反核の訴えに政治を絡めるな」(読売新聞) 投稿者 彗星 日時 2004 年 8 月 07 日 04:21:55)
アホも極まれりというか、「ためにする論」もここまでいくと見苦しい。
>広島原爆忌の平和宣言で、秋葉忠利市長は「政府は、世界に誇るべき平和憲法を擁護
>し、国内外で顕著になりつつある戦争並びに核兵器容認の風潮をただすべきだ」と述べた。
現行憲法を基礎に広島市長の職にある秋葉忠利が、原爆投下祈念日に、外交専権を持つ政府に憲法擁護を訴え戦争や核兵器容認の風潮をただすよう望むのはまったく問題がない。
>平和宣言で、憲法改正問題に踏み込むのは異例のことだ。護憲を反戦や反核と結びつ
>ける主張は、冷戦時代の左翼勢力の思考だ。これでは、世界に誤ったメッセージを伝
>えてしまう。
現行憲法が前文から第9条までを通して国際紛争を武力ではなく平和的外交手段で解決する世界を希求していることは確かだ。
秋葉忠利市長は「世界に誇るべき平和憲法を擁護し」と語っているだけで、憲法条項に則った憲法改正に異を唱えているわけではない。
「護憲を反戦や反核と結びつける主張は冷戦時代の左翼勢力の思考だ」というのなら、現行憲法を基礎としている日本は“左翼国家”と言えるし、公務員が憲法条項を遵守する必要がないというのなら無政府主義者と変わらない。
具体的な内容を説明しないまま「世界に誤ったメッセージを伝えてしまう」と社説で書く愚かさに唖然とする。
最低でも、どういう誤ったメッセージなのかは記述する義務があるだろう。
まさか、日本が冷戦時代の左翼勢力の思考を持っているという誤ったメッセージではないだろう。
>自民党が来年、民主党が再来年、それぞれ憲法改正案を示すと表明し、憲法改正が最
>大の政治課題になりつつある。
>社民党衆院議員から転じた秋葉市長には憲法改正の流れに歯止めをかける狙いがあっ
>たのかもしれない。だが、自らの政治的な思惑に基づいた主張は、被爆地の心とかけ
>離れ、反核運動から国民を遠ざけるだけだ。
>読売新聞の三月の世論調査では、65%の人が「憲法を改正した方がいい」と答えた。
>秋葉市長の主張は、冷戦時代とは大きく変化した国民の憲法意識を直視しない発言と
>言わざるを得ない。
改正論議がされ始めたら、現行憲法を遵守する必要はないとでも言いたいのか。
改正憲法が施行されるまでは、現行憲法を遵守するのが公務員の責務であろう。
「読売新聞」は、保守主義でも国家主義でもない、自分の気分のままに世の中が動くことを望むアナーキーな連中に支配されているようだ。
>秋葉市長は昨年も、北朝鮮の金正日総書記に平和記念式典への招待状を出すなど、パ
>フォーマンスが目立った。
日本国総理大臣小泉氏がひょこひょこ二度も訪朝しているのだから、核兵器開発を否定していない北朝鮮の国防委員会委員長を平和記念式典に招待するのは政治的意義がある。