現在地 HOME > 掲示板
> 戦争58 > 1145.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 戦争58 > 1145.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
(回答先: 扶桑社の歴史教科書採択 中高一貫校に東京都教委 （共同） 投稿者 彗星 日時 2004 年 8 月 26 日 12:17:03)
『扶桑社』版には反対運動
歴史教科書は？
来春、東京都台東区に都立初の中高一貫校が開校し、その中学一年生用の教科書が八月末までに決まる。採択権を持つ都教育委員会は三年前、都立養護学校で使用する教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」主導の、ナショナリズムが色濃いとされる教科書（扶桑社刊）を採択していることから、市民団体などが反対の署名活動を展開する。一方、つくる会側は「採択は『静ひつな環境』で行われるべきだ」と静観の構えを続けている。
（社会部・高橋治子、中山高志）
連休明けの七月二十日夜、つくる会主導の教科書採択に反対する市民団体が新宿区内で開いた集会に、教師や保護者ら約三百人が集まった。
壇上で、在日韓国青年会中央本部の金宗洙さん（２７）は「日本の学校には在日の子弟も数多く通う。侵略戦争を肯定し、民族的差別を助長させるような偏向教科書を、公教育の現場で使うのは許しがたい」と訴えた。
また、東大大学院の小森陽一教授が「つくる会側の狙いは都立中高一貫校を突破口に、来年の中学校の一斉採択で、この教科書を全国に普及させることだ」と話した。
「南京虐殺」や戦時中の「従軍慰安婦」を否定するつくる会主導の教科書には「侵略戦争を美化している」という批判も多く、公立校ではこれまで、愛媛県立の中高一貫校と養護学校など一部で採択されただけだ。
だが、金さんらが採択への危機感を強める背景には、つくる会の活動に同調する政治的な動きがある。
六月、千代田区の憲政記念館で、自民党の議連「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が開いたシンポジウム。安倍晋三幹事長の“音頭取り”で集まった地方議員ら約六百八十人が出席する中、つくる会副会長の藤岡信勝拓殖大教授、都の横山洋吉教育長がパネリストとして参加した。
議連の活動について事務局長の下村博文衆院議員は「特定教科書の採択を目指すものではない」とするが、パネリストの城内実衆院議員は「個人的には扶桑社の教科書を一割でも（多く）採択することが、歴史教育を改善する一番の特効薬と考える」と発言した。
こうした動きを警戒して、反対派の市民団体は約五千二百人分の署名を集めた。つくる会主導の教科書を採択しないよう求める、六人の都教育委員への「はがき作戦」も始めた。
これに対し、つくる会は「反対運動は静ひつな環境の下で行われるべき採択のあり方に反する」（宮崎正治事務局長）と語るのみだ。
賛成、反対の大議論が起きた愛媛県立校のケースとは対照的に、都民の関心も薄く、それだけに反対派のメンバーは「日の丸・君が代を強制する都教委の対応を見れば、つくる会の教科書を採択する条件は整っている。騒がれないうちに採択しようというのが本音ではないか」と警戒する。
横山教育長は「検定を通った教科書の中から、よいものを採択するのが教育委員会の役目。微妙な時期なのでそれ以上は話せない」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20040726/mng_____kakushin000.shtml
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。