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(回答先: 東京都教委:「つくる会」の歴史教科書 新設中学校で採択(毎日新聞)−−−学問ってなんなんだ? 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 8 月 26 日 15:33:42)
例えばアメリカ独立戦争について、アメリカとイギリスでは教科書の記述内容は
異なる。
「アヘン戦争」について、イギリスと中国とでは記述内容が異なる。
ベトナム戦争についてもアメリカとベトナムでは当然変わってくる。
又、オスマン・トルコ帝国に支配されていた時代の中東やヨーロッパ諸国の歴史に
ついて、トルコとその周辺諸国とでは教科書の内容は明らかに異なる。
世界最大の帝国を築いたチンギス・ハーンも、モンゴルの人達にとっては英雄だが征
服された側の国にとっては史上最悪の残虐・非道の侵略者でしかない。
つい最近の、「高句麗は中国の一地方政権」の論争も同じ事。
中国側の主張もおかしいが、韓国側も漢代に朝鮮半島に置かれた楽浪郡・帯方郡の存
在を無視している。
そして、いま仮に日本側が
「日本海にある竹島は、江戸時代の徳川幕府と李氏朝鮮政府との話し合いで日本への
帰属が決まっている。」
「”日本海”の呼称は明治以後に日本が強引に認めさせたのではなく、19世紀初め
に外交交渉の為に日本に来たロシア人が名付け、地理書に記載して出版したものが国
際社会に広まったものだ」
と主張しても、韓国政府は認めないだろう。
正しいから真実なのではない。
正しいと、相手側に認めさせたものが真実になる。それが国際社会の現実だ。
日本も韓国も、その、現実のルールに則って行動しているに過ぎない。
日韓両国がそれを自覚しない限り、この論争は永久に続くだろう。