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<2004年8月24日 朝刊 1面>
米軍、墜落早期に察知か
事故直後に現場到着
宜野湾市の沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した事故で、米軍は事故直後には既に現場に到着しており、早い段階で墜落の危険性を察知して行動していた可能性が高いことが二十三日、複数の目撃者の証言などで分かった。在沖米海兵隊のジェームス・フロック基地司令官も同日、面談した社民党の福島瑞穂党首に対し、詳細は言えないが専門官が墜落の瞬間を見て、事故機からはい出した乗員を救助した、と説明したと言う。
事故当時、消火活動のために出動した宜野湾市消防本部の隊員らも、到着前にすでに十数人の米兵らが現場にいたことを確認している。福島党首は「沖国大に通報しなかったのはおかしい」と問題視した。
宜野湾市基地政策部によると、米軍から直接ヘリ墜落の通報はなく、事故から約二十分後の十三日午後二時四十分ごろ、那覇防衛施設局から正式に墜落の情報があったという。
宜野湾市消防本部によると、十三日午後二時十九分に通行人からヘリ墜落事故の一報が入り、八分後に先着隊が現場に到着。その際、約十五人の米兵が既に三人の乗員を事故機から引き離し、救急車が着くとけが人を引き渡した。
墜落現場から直線距離で約二百メートル離れた校舎内にいた沖国大二年の新膳裕治さん(20)と入嵩西諭さん(19)は、ヘリ落下を見て、黒煙の上がる現場に近寄ったところ、二十人ぐらいの米兵に囲まれたという。
軍事評論家の江畑謙介氏の話 米軍の発表どおり尾翼ローターに不具合があったとしたら、操縦が不能になり墜落の兆候があったと考えられる。米兵が墜落を予測して飛行経路の地上に集まっていたとしても不思議ではない。今後のためにも米軍は原因をはっきりと明らかにすべきだ。
知事、首相とあすにも面談
米軍ヘリ沖国大墜落事故で、政府と県は二十三日、小泉純一郎首相と稲嶺恵一知事の面談を早ければ二十五日にも設定することで調整に入った。
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