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(回答先: シャロン:フランスのユダヤ人は直ちにイスラエルに移住せよ!(エル・ムンドより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 19 日 06:07:47)
<イスラエル>首相が在仏ユダヤ人に即時脱出呼びかけ
【パリ福島良典】イスラエルのシャロン首相は18日、エルサレムで開かれた集会で「フランスで凶暴な反ユダヤ主義が広まっている。ユダヤ人はただちにイスラエルに移住を」と在仏ユダヤ人に仏からの即時脱出を呼びかけた。仏政府は「受け入れられない発言」(外務省報道官)と反発、両国間の外交問題に発展しそうな雲行きだ。
フランスは欧州最大規模のイスラム教徒人口(約500万人)とユダヤ人人口(約60万人)を抱えている。このため中東情勢の悪化が国内の社会不安につながりやすく、在仏ユダヤ人団体幹部は「パレスチナとイスラエルの衝突が激化した3年前ごろから反ユダヤ主義が台頭してきた」と主張している。
特に今春以降、ユダヤ人墓地の墓石にナチス・ドイツのカギ十字が落書きされるなどの事件が続発。仏内務省によると、昨年発生した反ユダヤ主義的な行為や脅迫は593件だったが、今年は6月末時点ですでに510件に達している。
シャロン首相は「仏政府は対策を取っている」と認めながらも「仏は人口の約10%がイスラム教徒で、その結果、反イスラエル感情・宣伝に基づく新しい形の反ユダヤ主義が生まれている」と指摘し、「在仏の兄弟たち」に出国を促した。
仏外務省はイスラエル政府に発言の真意について説明を要求し、在仏ユダヤ人団体も「受け入れられない方法で火に油を注ぐやり口」と同首相を批判。仏メディアは「欧州連合(EU)中で最もパレスチナ寄りとみなす仏の影響力を弱めるのが首相の政治的な狙い。パレスチナ人の人口増加に対抗するため、在仏ユダヤ人の移住に目をつけているのだ」(仏紙フィガロ)と分析している。(毎日新聞)[7月19日19時33分更新]