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シャロン：フランスのユダヤ人は直ちにイスラエルに移住せよ！（エル・ムンドより）
７月１８日付のエル・ムンド紙（電子版）は、シャロンが在仏ユダヤ人に「大至急」イスラエルに移住するように、という強い要請を行ったことを伝えています。
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米国の組織との会合の中で、
『シャロン、「ブレーキのきかないアンチセミティズム」を前に、フランスのユダヤ人に大至急イスラエルに移住するように懇願する』
エルサレム：
イスラエルの首相アリエル・シャロンは、フランスのユダヤ人に対して、彼らにのしかかる反ユダヤ主義の脅迫のために、イスラエルに行くようにという呼びかけを行った。「すべてのユダヤ人にイスラエルに来ることを提案するが、フランスのユダヤ人にとってはこれは絶対に必要なことである。彼らは今すぐに出発しなければならない。」このようにシャロンは宣言した。
米国のユダヤ人団体の代表団との会合の中で、イスラエル首相は「フランスではブレーキのきかないアンチセミティズムが噴出しつつある」と言い、同時に、アンチセミティズムの行為と反ユダヤ的宣伝に対して「フランス政府は手段を講じてきた」ことを強調した。
イスラエル首相は「人口の１０％がイスラム教徒によって構成されているという事実は、新たな形でのアンチセミティズムを育てる土壌である」と断定した。
フランス大統領ジャック・シラクは、去る６月１６日に、懸念を表明するユダヤ人団体の代表と会合を開いて、裁判所がアンチセミティズムの行為に対して「見せしめ刑」を科すべきだという希望を述べた。
フランス内相によると、２００４年の上半期の間にフランスでは、アンチセミティズムの行為が１３２件、人種主義的で排外的な行為が９５件発生しており、これは２００３年１年間（それぞれ１２７件と９２件）よりも増加している。毎年およそ２０００名のフランス系ユダヤ人がイスラエルに移住している。その数は２００２年に顕著に上がったが、２００３年にはやや減少した。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/07/18/internacional/1090169369.html
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ふーん、何だか第２次大戦前を髣髴とさせるような雰囲気だけど、今回はヒットラーの代わりにイスラム教徒かね。「第２のホロコースト」でも起こるってか？ まあ、今のところそこまでは言ってないようだが。まあシオニストにとっては「アンチセミティズム」の強化は必須条件だからね。どうせネオナチを裏から支えてるのもこいつらじゃないのかな。
【参考】
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/671.html
ベルルスコーニを罵倒する：（３）シオニズム＝イスラエルとのクサ〜イ関係
それにしても、７月９日のハーグの国際司法裁判所での「違法判決」以来、奇妙なことが続くものだ。待ってましたとばかりのテルアビブの爆破事件、フランスでの嘘つき女による「狂言暴行」（これ、本当にこの女一人の思いつきかね）、ガザでのフランス人ボランティア誘拐事件（これ、本当にパレスチナ人が指揮してやったのかね）、パレスチナ政府内のゴタゴタ、・・・。
イスラエル国内では、アラブ系住民の人口増加によって将来ユダヤ人が圧迫される可能性が以前から指摘されているようですが、シャロンとしては、壁の内側からユダヤ人の人口で圧力をかけて壁が倒れるのを防ごう、という腹でもあるのかな。それとも単純に、裕福なユダヤ人が出て行ってくれては困るフランスを脅迫しているのかな。
あるいは、自国のユダヤ人の中にシオニストの方針に疑問を抱く不逞のやからが多いため、新たに「迫害を受けた」欧州のユダヤ人をイスラエルに移住させて、その子弟を、例の「大嘘ホロコースト」利用デタラメ教育の大量生産方式で、憎悪に凝り固まった殺人鬼集団や異教徒にはどれほど嘘をついても許される詐欺師どもに作り変えよう、という腹かな。（何せ「被害者」は強いよ。何やっても許されるもんね。）
見出しで私が「懇願する」と訳した単語はrogarという動詞ですが、英語のbegに当たり、「懇願する、こいねがう、頼む、（神の恵みなどを）祈る」という意味です。エル・ムンド紙はシャロンの心中を実に鋭く見抜いているようです。
それは良いのですが、エル・ムンド紙には、フランスの「アンチセミティズムの行為」だけでなく「アンチイスラミズムの行為」の数も書いてもらいたいものです。個人的な脅迫や暴行なども含めて、こちらの方がはるかに多いと思うのですけど。
実はスペインでも近頃イスラム教徒に対する嫌がらせや暴行、就職拒否などが急増している、という話です。テレビニュースで聞いただけで数字資料は今手元に無いのですが。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。