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金正日「小泉は降伏した」
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/504.html
投稿者 **** 日時 2004 年 7 月 10 日 18:51:17:hbftd8.ROCJT2
 

http://www.weeklypost.com/jp/040723jp/index/index1.html

<TWP特報/参院選スペシャル>

北朝鮮の極秘文書入手
曽我ひとみさん一家再会の日朝合作の政治劇
金正日「小泉は降伏した」

(1) 「安否不明者10人はゼロ回答」

 はっきりいえることは、曽我ひとみさんが家族とジャカルタで再会できたことそれ自体、曽我さん本人と彼女を応援するほとんどすべての日本国民の強い意志と結束の結果であるということだ。
 しかし、日朝双方の政治当局者の思惑は、そうした曽我さんと国民の一体感を分断し、各々に都合のいい政治宣伝とパフォーマンスに利用することにある。7月9日再会という日程が、参院選終盤の小泉首相に最後の巻き返しのチャンスとなったことは歴然としている。同時にそのチャンスを与えたのが北の独裁者であることも明らかだ。関係者の間では、それを、
「日朝間のあうんの呼吸」
――といっている。
 その意味で、日本政府中枢筋が明かした曽我さん一家再会前夜の日朝間の動きは背信的なものだった。
「結局、曽我さん一家の再会は、それで拉致問題に終止符を打ちたいとする北の強い意志を日本が受け入れざるを得なくなった結果だ。いわゆる安否不明10人の調査について、北側はすでに日本にゼロ回答のサインを送ってきている。参院選前に曽我さん一家を再会させることで、金正日に借りを作った。日本はゼロ回答を飲まざるを得ない状況に追い込まれた」
 曽我さんを支えてきた拉致被害者家族会のメンバーはこれまで政治の都合で翻弄され、苦汁をなめさせられてきただけに、これから何が起こるか身をもってよくわかるようだ。家族会代表・横田滋氏はこう語る。
「選挙の人気取りに曽我さんの問題を利用していることは、国民もよくわかっていると思います。
 今回は家族の対面であり、根本的な解決ではありません。インドネシアでの滞在期間も決まっていませんし、ジェンキンスさんたちとの話し合いも曽我さんが一人でしなければならない。まだ乗り越えなければならないことは多い。曽我さんの母親(ミヨシさん)も行方不明のままですし、再会、イコール解決ではないのです」
 安否不明者10人の問題は横田氏には切実なことである。


(1) 「安否不明者10人はゼロ回答」

 はっきりいえることは、曽我ひとみさんが家族とジャカルタで再会できたことそれ自体、曽我さん本人と彼女を応援するほとんどすべての日本国民の強い意志と結束の結果であるということだ。
 しかし、日朝双方の政治当局者の思惑は、そうした曽我さんと国民の一体感を分断し、各々に都合のいい政治宣伝とパフォーマンスに利用することにある。7月9日再会という日程が、参院選終盤の小泉首相に最後の巻き返しのチャンスとなったことは歴然としている。同時にそのチャンスを与えたのが北の独裁者であることも明らかだ。関係者の間では、それを、
「日朝間のあうんの呼吸」
――といっている。
 その意味で、日本政府中枢筋が明かした曽我さん一家再会前夜の日朝間の動きは背信的なものだった。
「結局、曽我さん一家の再会は、それで拉致問題に終止符を打ちたいとする北の強い意志を日本が受け入れざるを得なくなった結果だ。いわゆる安否不明10人の調査について、北側はすでに日本にゼロ回答のサインを送ってきている。参院選前に曽我さん一家を再会させることで、金正日に借りを作った。日本はゼロ回答を飲まざるを得ない状況に追い込まれた」
 曽我さんを支えてきた拉致被害者家族会のメンバーはこれまで政治の都合で翻弄され、苦汁をなめさせられてきただけに、これから何が起こるか身をもってよくわかるようだ。家族会代表・横田滋氏はこう語る。
「選挙の人気取りに曽我さんの問題を利用していることは、国民もよくわかっていると思います。
 今回は家族の対面であり、根本的な解決ではありません。インドネシアでの滞在期間も決まっていませんし、ジェンキンスさんたちとの話し合いも曽我さんが一人でしなければならない。まだ乗り越えなければならないことは多い。曽我さんの母親(ミヨシさん)も行方不明のままですし、再会、イコール解決ではないのです」
 安否不明者10人の問題は横田氏には切実なことである。


(3) 文書−−「日帝・米帝」の侵略戦争計画

 文書では、金正日自らの発言が記されている。その部分は、原文では太字で強調されている。
<敬愛する最高司令官金正日同志は次のように指摘された。「敵どもが、我々に頭を下げて訪ねて来たといって、勝利に酔い、緊張感を緩め、自己満足してはならない」>
 文書では、そうした緩みが生まれないよう、厳しく指導している。
<一部の者たちの間で心理的な変化が起こっている。敵に対する幻想が生まれている。敵どもが頭を下げてきたからといって、それに期待してはならない。(中略)我々にとって一番危険なことは、思想的な緩みが出ることである>
 2回目の小泉訪朝(5月22日)では、平壌市民はラジオや労働新聞などで小泉首相が金正日と会談することを知っていた。
 訪朝に同行した本誌記者に対し、平壌駅前デパートで勤務していたある店員は、「コイズミが将軍様に謝りに来るんでしょう」といいながらも、
「北朝鮮は2年前に比べてモノを入手しやすくなった。もう、私たちは日本人のことを恨んでいない。今回の訪朝で国交正常化できればいい。日本製品はよくできているから日本人は尊敬しているし、本当は仲良くできるはずだ」
 と語っていた。都市部の富裕層ではそうした考え方がにわかに広がっており、金正日は、それを放置して軍事的求心力が低下することを恐れている。だから、わざわざ「緩むな」と指示を出しているのである。
 引き締め指令はエスカレートする。
<「対話」というカモフラージュの裏で、(中略)日帝、米帝、南朝鮮傀儡たちは侵略戦争を考えている。奴らは、よくこんな妄言を吐き出す。
「北朝鮮は仮想敵国ではなく、現実的な敵である」(中略)
 敵は、我々を攻撃するための侵略戦争計画の最終段階にある>
 小泉首相は苦しまぎれとはいえ、こんな国に“選挙応援”の借りをつくったのか。

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