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(回答先: 「産業主義近代」の終焉:“自然の恵み”ではなく“人々の恵み”が産業を発展させ生活も向上させてきた。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 10 日 00:26:19)
以下の論争板の議論に関して:
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マルクス主義系統左翼理論の根底的な誤りは、剰余価値説(不払い労働の搾取)に基づく資本家階級と労働者階級の対立を基礎とする「社会観」にある。
左翼政治運動が混迷と閉塞に陥っているのは、偏に、この「階級闘争史観」にあるといっても過言ではない。
日本共産党をはじめ先進近代国家の多くの共産党が社会民主主義的改良主義に堕したのも、「剰余価値説」や「階級闘争史観」がもたらした弊害だと考えている。
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マルクスの共産党宣言における「階級闘争史観」は、マルクスが、自分の売り込みに仲間のドイツ人の亡命者の悪口を書いて、社会主義の大先輩、プルードンから無視され、その仕返しに、ヘーゲル哲学、論理学をゲバ棒に使ったもので、剰余価値説は、それを補強する実質的な「屁理屈」である。
大した発見ではないが、彼は、これを、経済学の進路を変えたものとして、誇大に自慢し、舎弟のエンゲルスが、『空想から科学へ』と称して、誇大に提灯を持っている。
わが電網宝庫に、未完の「カール・マルクス徹底批判序説」がある。参照されたい。