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形の上ではイラク人へ主権が移ったが。やはり冷静に見る人はこの先に待つ物を知っている様だ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040629-00000019-nnp-kyu
イラク主権移譲 「米占領体制のままだ」 真の復興に疑問の声
二十八日に完了した主権移譲が、イラクの真の復興につながるのか。九州・山口の関係者からは、慎重な見方や懐疑的な意見が相次いだ。
イラクで襲撃されたフリージャーナリスト橋田信介さん=当時(61)、山口県宇部市出身=の妻幸子さん(50)は「暫定政府には期待しない。メンバーは米国の息のかかった人ばかりで、イラク国民が不在。治安は悪化するだろう。米国はすぐに撤退し、政府をイラク国民に戻してほしい。平和が回復した国に早くモハマド君を帰国させたい」と語った。
イラク戦争中だった昨年三月から約一カ月間、首都バグダッドに「人間の盾」として滞在し、今年五月に現地を再訪した福岡県前原市の牧師、木村公一さん(56)は「五月、スンニ派や労働組合の関係者らと話すと、みんな暫定政府を『着せ替え人形』と表現した。表面的にはイラク人の政権でも、実質は米国の占領体制そのまま。私も、これでは何も変わらないと思う」。人間の盾から帰国した昨年四月を振り返り、「当時の方がまだ、フセイン政権崩壊でイラクがいい方向に進むような空気を感じた。米軍による『復興支援』以降、情勢は悪化する一方」と、多国籍軍による復興支援も不安視した。
また、二十八日、福岡市・天神であった小泉純一郎首相の参院選応援演説を聞いた同市内の主婦(61)は「イラク人に主権が戻ったのはよかった。日本の多国籍軍参加は、やむを得ないが、状況が泥沼化したら方針転換してほしい」。同市博多区の会社員男性(56)は「暫定政府が機能する可能性もあると思うが、復興支援する自衛隊に犠牲者が出ないかは不安だ」と話した。(西日本新聞)[6月29日2時19分更新]