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(回答先: イラクで誘拐された米兵は脱走兵だった(エル・ムンドより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 6 月 30 日 20:48:44)
本当に「脱走兵」だったのかどうか、まずそこからして疑わしい(これまでの米軍&米国政府の「公式発表」の欺瞞性からして)。
1.捕われてしまった味方兵を見殺しにしたのでは、全軍の動揺を生じ士気に関わる(個々の兵士の身の安全を保障しないような軍組織に、どこの国の兵が忠誠心や帰属心を持ち得よう)。
2.しかし「脱走兵」ということにしておけば、そのような者は捕われようが殺されようが、とりあえず通常の兵に比べたら軍内部や母国世論からの同情心も薄くなり、したがってそれらの動揺も和らげることが出来る。
3.捕われたのは白人系キリスト教徒ではなく、パキスタン系イスラム教徒の兵だから、「敵方(イラク領内のイスラム系ゲリラ)」に共感したか内通したかして「脱走」したことにするのには好都合だ。
というわけで、哀れにも米国海兵隊員ワッセフ=アリ=ハッソウンは、職務中に誘拐されたにもかかわらず、軍内・米国内世論対策のため「脱走兵」扱いされることになった(無論、彼が殺されればそれは「確定」した事実ということになり、もし彼が解放されてもやはり「脱走兵」扱いするか、それとも脱走兵という情報は誤りということで、敵地から生きて帰ってきた「英雄」として軍のプロパガンダに利用するかすればいいだけ)。
というあたりが真相なのではないかと、私などは邪推してしまいます(もう米軍の公式発表を鵜呑みにするのは、いいかげんアホらしくなった)。