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驚きましたよ。戦艦ミズーリの上で派手に降伏調印をした国の者としては。われ等の代表は「シルクハット」を被っていましたよ。しかし、なんで時代遅れの戦艦の上でやったのかな? ミズーリなんか大和より小さいから大きさで日本人を威圧はできないしな。
解ったよ、ペリーの「黒船」の積もりだったんだ。ミズーリを黒船に見立てたわけだ。
「ペリー先輩、貴方の想いを達成しましたよ」と言うところか。
空母の上かまたは、原爆を落とした「エノラ・ゲイ号」の上でやった方が筋が通ると思っていたが、オイラは見落としていたね。戦艦なんかでやるから、あんた達は大艦巨砲主義かと思っていたけどね。まあ、それも当たってはいるけどね。あんた達のやった戦術の多くは実は日本軍のやったものを真似て、何倍かにしてやったものが多いんだ。だから、実は頭が古くてそして固いんだよ。あんた達のことを日本人は知らないんだな。
そんなことより、あの式典は派手でしたよ。本当に。
それに較べて、イラクでの主権移譲式はなんだいあれは。
どうしたんだい? 派手にやれよ。おいら達に遠慮するな。
お目出度い式典の結婚式なんかは今では色々あるよ。「空中」とか「海中」とかさ、パラシュートで落っこちるやつとかさ。輸送機(自衛隊の)の上とかさ。潜水艦(イスラエルの)の中でとかさ。小泉君やシャロン君はもちろんシラク君、シュレーダー君、プーチン君、アナン君も招いてやるべきだと思うけどな。アッ大事な人を忘れた、ブッシュ君を。影が薄いから忘れた。
どうして、オザナリに前倒しでやったのかなあ?
テロ対策とは思えないなあ。だって、あんた達はテロには手馴れているでしょうから。守るにしても、攻めるにしても。
解ったぞ。やっと、オイラにも。
「こんな式典なんかやりたくないんだろう本当は。忌々しいんじゃないのか。そうだろう。不本意なんだろう。イラクなんかコテンパンにやっちまえると思っていたんだろう。
だから、この式典は目出度くないんだ、あんた達にとっては。スコット・リッターさんの予測どおりになったな。嫌々で何とか格好をつけたんだ。そんな事を大々的に賑やかにやれるかい、と言うところだろう。」
どうするんだい?これから先を。
展望はあるのかい? 無いだろう本当は。
日本人は眼鏡を掛けてる人が多いから、それは、勉強家が多いと言う事だから、よく文字を読んで、文字からあんた達の姿を見る(想像する)んだ。だけどあんた達の本当の姿は文字からは見られない。文字を読むと言うことは眼鏡を掛けると言うことでもある。
あんた達の姿は行いを見れば解るんだ。
「行い」が「本音」なんだよ。
案山子は人ではない。張子の虎は虎ではない。
あんた達、周りを味方に、隣人にしろよ。イスラエルだってそうする他に方法がないんじゃないのかい。そうだろう。いつまでも片意地を張るんじゃあないよ。
それが出来なきゃ、オイラはもう何も言えない。
イラクから撤退しな。アフガニスタンからもだ。世界中が迷惑してるんだよ。
「不」純一郎は日本の恥だ。首相は主権者である国民の顔だよ。
国民の顔が「不」純では、これはいささかマズイでしょう。国際的にも。
正しい選択をいたしましょう。若者もお年寄りも賢く一票入れましょう。
護られて在ることを感謝します。