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(回答先: 在イラク米大使館は職員千人近く、世界最大規模(読売オンライン) 投稿者 happyblue 日時 2004 年 6 月 28 日 23:57:01)
@主権移譲後も治安など根幹は米依存…イラク暫定政権(読売オンライン)
【バグダッド=緒方賢一】イラク暫定政権は28日の主権移譲で国家運営の全権限を握ったが、緊急課題の治安は米軍主体の「多国籍軍」を抜きに維持できないうえ、各省庁には「顧問」が駐在する。新生イラクは根幹部分を米国に大きく依存する。
国連安全保障理事会決議に基づいて駐留する多国籍軍は治安維持に「必要なあらゆる措置を取る権限」を持つ。作戦行動をイラクが制約することはできない。
一方、イラクは自国の治安部隊の指揮権を持ち、多国籍軍との合同作戦に参加するかの決定権限を持つ。
行政権限の移譲は主権に先立って24日に完了し、全省庁がイラク人の手で運営されている。復興の原資となる原油の輸出収入を管理する権限もイラク側に移された。
しかし暫定政権は約200人の外国からの「顧問」を任命し、省庁に配置する。このうち約150人は米国人が占めるとされ、米国は大きな影響力を維持する。
主権回復で各国との外交関係も復活する。国連総会やアラブ連盟の議席はすでに回復。石油輸出国機構(OPEC)での地位もイラク戦争前後で変化はなく、国際社会への復帰は占領下でも着々と進んできた。
ただし暫定政権の権限には制限がある。暫定政権のジョージ・アルサダ広報官は「我々には期間が長期にわたる条約を結ぶ権限はない」と語る。法律の制定にも大きな制約が課される。暫定政権は民意を存立基盤としておらず、任期も来年1月末までに行われる国民議会選挙までと決まっているからだ。国内的には、あくまでも主権を暫定的に行使できるに過ぎない。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040628i113.htm
(2004/6/28/20:48 読売新聞)
もう何も言いようがないです。