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(回答先: サドル派:バグダードの4キリスト教会爆破の黒幕はモサドと占領軍 ほか 投稿者 草の根 日時 2004 年 8 月 02 日 20:08:36)
バグダッドのキリスト教教会爆破事件で、米「フォックステレビ」の映像(TBSが放映)がお見事と言うか怪しげと言うか、見ていて目を見張った。少し離れた高い場所から、画面中央のやや右側で、まさに爆発した瞬間の数秒間をカメラは捉えているのだ。ビルの間でいきなり爆発が起きて、猛炎と黒煙がきのこの形で空にふくれ上がる模様が、劇映画のように映し出された。カメラを据えた位置と言い、タイミングと言い、単なる偶然に過ぎないのだろうか。
7月以来、警察署など公的施設に対して何者かによる攻撃が日増しに激化している。今度はキリスト教だ。この増大はアメリカがイラクに主権を返還したことと関係あるとは思えない。米軍は依然として駐留し続け、後方に退いたわけでもないからだ。だが、政権移譲による大きな変化が一つある。それは、ブレマー行政官に代わって、ジョン・ネグロポンテ前国連大使が駐イラク大使として赴任し、旧フセイン大統領の宮殿に陣取って3000人の部下を指揮する活動を開始したことである。ネグロポンテは肩書きは外交官だが、秘密工作のやり手として悪名高き人物だ。彼は、駐ホンジュラス大使時代にレーガンの意を受けてテロ活動も行なう特殊部隊を育成したり、隣国ニカラグアの反政府武装闘争を支援、破壊工作や米軍の派兵にも関与した。メキシコからは大使赴任を拒絶され、中米諸国での“嫌われ者”である。今回ホンジュラスの368人の部隊がイラクから引き揚げたのは、スペイン軍の撤退に影響されたと言われているが、ホンジュラスのマデュロ大統領ができるだけ早期の撤退を命令したのは、「ネグロポンテが――大方の予想どおりに――駐イラク大使に指名される数時間前だった」と、フランスのウエブ紙「レゾーヴォルテール」は書いている。