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★アメリカには行政訴訟は存在しないのでしょうか??
棄却理由がなんともふざけたものです。
裁判官も思考停止に陥ったのでしょうか?
憲法判断せず、訴え却下 国旗忠誠訴訟で米最高裁 (共同通信)
【ワシントン14日共同】米国の公立学校で行われている「神の下での国旗への忠誠の誓い」は政教分離を定めた憲法に違反することの確認を求めた訴訟で、米連邦最高裁は14日、親権を持たない父親である原告に訴えの利益がないとして、憲法判断を避け、訴えを却下する決定を下した。
原告はカリフォルニア州の無神論者の男性。10歳の娘が公立小学校で毎日、「誓い」を唱えさせられるのは憲法違反だとして提訴した。2002年6月、サンフランシスコ連邦高裁が「違憲」の決定を下し、ブッシュ米大統領らが求めた再審理の申し立ても昨年3月に退けられたため、司法省が連邦最高裁に上訴していた。
判事8人の全員一致によるこの日の決定で、最高裁は原告の娘の親権が母親にあることを理由に、父親である原告には訴えの利益がないとした。レンキスト長官ら3人の保守派の判事は付帯意見で「誓いは愛国心の表現であり、宗教的表現ではない」と述べた。
[ 2004年6月15日11時24分 ]