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(回答先: 諜報や公安に携わる者達の共通の行動様式や心理構造 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 6 月 15 日 08:40:44)
バルセロナより愛を込めて さん いつも貴重な情報を提供していただき感謝しております。
>遠い昔の記憶でしかないもので、そんないいかげんなことで話をしてもしょうがないか
>もしれません。また、連合赤軍事件そのものに関しては、公安が正確な資料を公開するよ
>うなことは永久にありえませんし、新たに関係者の証言を得ることはほぼ不可能で
>しょうから、何を言っても「オレはこう思う」レベルの不毛な話にしかならないでしょう。
私とて「世界赤軍」も古書店で入手したものであり、当時の状況をリアルタイムで知る立場にはありません。「連合赤軍」「序章」「竹中労」という単語に反応し時代の雰囲気の一端でも知りたいということで拙い「挑発」を試みました。ご不快に思われたのならお詫びいたします。
資料に関してですが大菩薩峠爆取関連については公判記録も刊行されており、機会があって検事側証拠として開示された調書の一部を見たことがあります。「心情吐露」だけでは資源の浪費なので、そのなかで窺えることについて少し書きます。大菩薩事件では多くの少年(高校生)が逮捕されていますが、赤軍派幹部はデモ、集会、ビラまき程度の実践経験しかなく「愛読書は大江健三郎」といった少年達を「新兵」としてかき集めました。彼らは尾行を振り切る、指令指示は記憶して文書は廃棄するといった基本的なスキルや知識もありませんでした。彼らが大菩薩峠に集合した時点で「お供」を連れてきたことは明白です。それは少年の一人が調達+レポで町に下りたとき駅(中央線塩山駅)周辺は一見して私服刑事と判る集団によって制圧されていたのを見たとことからも窺えます。(当時の新聞では「不審に思った住民(山小屋従業員?)の通報」という事になっているようです)そのことは幹部にも報告されたはずですが、なにがしかか対処を行った形跡はありません。不寝番も立てず全員就寝中の明け方に踏み込まれ、ほとんど抵抗することもなく逮捕され、彼らの多くが逮捕後、即日「完落ち」(全面自供)し赤軍派のみならず他の党派やシンパである友人等についても洗いざらいしゃべっています。その後登山を兼ねて大菩薩峠に行きましたが、当初のイメージとは異なり富士山や南アルプスを眺望できる景勝地で登山者(家族連れ等)の往来が絶えることはありませんでした。彼らが集合したのがオフシーズンとはいえ「軍事訓練」など正気の沙汰ではない場所です。
「児戯にも等しい」と片づけるのは簡単ですが、「爆弾闘争」という彼らの「主張」と当時の言葉で言えば「マンガ的」な行動の落差をどう理解していいのか目が眩む思いをしたのを覚えています。それは「時代の空気」というのを共有しないと理解不能なものような気がします。
>いやでも遠い過去の日本を思い出さざるを得ないわけです。そして諜報や公安に
>携わる者達の共通の行動様式や心理構造について考えざるを得なくなるのです。
ご指摘の通りです。レヴィ=ストロースではありませんが「実証的仮説」より数学的規則性を見いだす方が説明価値が高い事もあります。
「通報により駆けつけた捜査員」--->張り込んでいた
「捜査の結果発見」--->仕込んであった
「逮捕してきびしく追求」--->ネタは全部押さえてある
のように機械的に変換すると合理的に説明出来る事例が多すぎるということです。こうしたことを公言すると「世間」的には人格を疑われ個人的には「不幸」になるかもしれませんが。
戦前の日本共産党のMなどの古典的な潜入スパイを否定しているわけではありません。オウムの教団幹部で未だ起訴も逮捕もされていない人物(時々テレビで流れる当時の映像で「警察のご指導」によりモザイクがかかっているようですが)の件は私ごときでも承知しています。しかし赤軍派のM女や朝霞事件のKがそれほどのタマかという疑問は残ります。彼らは反体制運動という「非日常的な生の輝き」が招き寄せた悪意の一つであり、ただの「デタガリスト」ではないかということです。彼らは自分がスパイであることなど夢にも疑っていないし「権力と闘っている」と信じていたのではないでしょうか?「自分は大物だから権力を手玉に取っている」と誤解してくれるスパイほど対費用効果が高く、代替えが効くわりには使いでのあるスパイはいないでしょう。いまなら勝谷某とか
>連合赤軍」に関して新たな議論を引き起こす積もりはありません。
承知いたしました。板違いでもあり私も引っ込みます。貴重な時間を拝借し重ねてお詫びいたします。
>連合赤軍」に関して新たな議論を引き起こす積もりはありません。