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サパテロ、「理想的ではないが」国連のイラク解決案を認める(エル・ムンド)
6月7日付エル・ムンド紙(電子版)から、抄訳です。
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『サパテロ、「スペインにとっては理想的ではないが」国連のイラク解決案を認める』
(マドリッド)
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロは国連安全保障委員会で投票されるはずのイラク問題の解決案に、スペインにとって「理想的」な内容ではないが、同意するとの意志を明らかにした。これはデンマーク首相アンドレス・ホッフ・ラズムッセンと共に記者会見に臨んだ際の言葉であり、ノルマンジー60周年での米欧関係の新たな雰囲気について言及した。
ロドリゲス・サパテロは今回の解決案に一応の評価は与えるが、スペインが求めていた国連の主導権が確立されそうに無い不満がある。「総選挙に関して、イラクの外国軍駐留に関して、国連の役割に関して、我々の目標はもっと野心的である。しかしそれは今は実際的な予定にはなっていない。現在は少しでも情況が良くなるような適切な解決法を得るための貢献をしたい。」と首相は語った。
サパテロによれば、スペインは「偉大な合意」を得る道を探るために活発な働きかけをしている、ということである。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/07/espana/1086610853.html
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ドイツとフランスはどうやらアメリカの修正案に同意しそうです。まあ、一応の利害調整ができたわけでしょう。スペインとしてはどう転んでもドイツとフランスに従がわざるを得ない状態ですが、それにしてもサパテロはアメリカが聞いたら癪に障りそうなことをズケズケと言います。アメリカが無視しているのかあるいは総て了解済みなのかはわかりませんが。この投稿のフローとして、外相モラティノスが語った言葉を載せておきます。