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(回答先: ラムズフェルド、テロでスペインを恫喝!スペイン政府は猛反発(エル・ムンドより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 6 月 05 日 16:54:43)
CNI(スペイン中央情報局)元長官がバチカン大使に(エル・ムンドより)
6月4日付エル・ムンド紙(電子版)からです。
●『CNIの元長官、駐バチカン大使に指名される』
(マドリッド)
内閣委員会は元中央情報局(CNI)長官のホルヘ・デスカジャール・デ・マサレドを新たな駐バチカン大使に決めた。デスカジャールはカルロス・アベジャ・ロマージョと交代する。彼は1945年生まれで法律の学位を取り1971年に外交畑に入り、ポーランド、ニューヨーク、ウルグアイで外交官を勤めた。同時に首相府事務局で顧問役の北アフリカ・近東担当副長官であり、アフリカ・アジア総局長、外務省政治部総局長の経験もある。1996年には外交問題特使に任命され、1997年には駐モロッコ大使を勤めた。2001年には国防相上級情報局の長官を勤めることになった。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/04/espana/1086351364.html
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私は恐らくこのCNIの元長官はオプス・デイの関係者ではないか、とにらんでいます。彼が外交官(つまり大使館付きの諜報員)として働いた場所が、まずポーランド(オプス・デイのロボット、ヨハネ・パウロ2世の故国)、ニューヨーク(オプス・デイの米国本部がありその盟友CIAとも接触容易)、ウルグアイ(南米はオプス・デイのシマ)です。さらにスペインが諜報活動に精通した北アフリカと近東の専門家を大使としてバチカンに派遣したことは、今後のバチカンの世界戦略を考える上で非常に重要な意味を持つことになると思います。そもそもオプス・デイ自身が「バチカンのCIA」という異名を持つ団体で、例えば2002年のベツレヘム生誕協会にパレスチナ・ゲリラが立てこもった際に、その解決のために裏で飛び回っていたのがCIA、MI6と並んでオプス・デイだったわけで、「その世界」では諜報機関の働きを引き受けている組織なのは有名な話です。ホルヘ・デスカジャールはスペインのバチカン大使としてはうってつけなのでしょう。
(参考資料)
http://www.debka.com/article_print.php?aid=330