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(回答先: ラムズフェルド、テロでスペインを恫喝!スペイン政府は猛反発(エル・ムンドより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 6 月 05 日 16:54:43)
ローマ教皇、ブッシュに国際主義を要求(エル・ムンドより)
6月4日付エル・ムンド紙(電子版)からです。
●『ローマ教皇、米国に、国連の参加によるイラク・イスラエル情勢の正常化を急がせる』
(バチカン市国)
特別警戒の中、米国大統領はバチカンでヨハネ・パウロ2世と会見した。教皇は、イラクと近東の情勢について「国際社会、とりわけ国連の参加によって、可能な限り早急に正常化されなければならない」とブッシュに語った。
「大統領閣下、イラクにしても聖なる土地【イスラエルのこと:訳者】にしても、近東での深刻な問題によって起こっている大きな不安の最中に、あなたの訪問がなされている。我々全員は、国際社会の活動、とりわけ国連の参加によって、全国民にとって安全な情況のもとでイラクの主権の早急な回復を保証するために、この情況が可能な限り早く正常化することを強く望む。」このように教皇は英語で語り、「神がアメリカを祝福されますように。」と締めくくった。
一方ブッシュは教皇に、自国の最高の栄誉の一つである米国議会の自由のメダルを贈り、その平和と弱者、世界中の人間の尊厳の守護者であることを称えた。ヨハネ・パウロ2世は図書室でブッシュを迎えた。教皇とブッシュの会談は3度目である。ニューヨークのWTCビルに対する攻撃の2ヶ月前の2001年6月23日にガンドルフ城(ローマ南部)で、2002年5月28日にバチカンで会っていた。
ローマ訪問の後にブッシュはパリへ向かう。そこで、週末のノルマンディー上陸作戦60周年記念行事に参加する前に、シラク大統領と会談する。この儀式の後に、米国大統領はドイツ首相ゲルハルト・シュレーダー、ロシア大統領ウラジミール・プーチンと会う予定である。なおシュレーダーはドイツ首脳として初めてこの行事に参加する。
ブッシュは彼ら全員と、米国が国連に対してイラクの前提政権に関して示した「解決案」を分析するだろう。その解決案は暫定政権を合法化し国連の援助と米国の指導のもとで多国籍軍を確立させる、というものである。米国は、政権移譲のプロセスが完了すれば多国籍軍派遣を終了させるという解決案の修正案を示したが、その期日は明らかにしていない。パリとモスクワは、イラク新政権のガジ・アリ・アルヤウアル大統領が国際軍の行動に拒否権を持つことができることを主張しているが、米国はそれを拒否している。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/06/04/internacional/1086345283.html
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上のローマ教皇の発言は、当り障りの無い言葉で取り繕いたがる宗教者にしては相当に厳しい表現のように感じます。新聞にはブッシュが教皇に対して何を語ったかは書かれていませんが妙にひたすら低姿勢のようです。先日のブッシュの娘がカトリックの聖地に巡礼旅行をした件にしてもそうですが、カトリック勢力に対して何らかの秋波を送っていることは間違いないでしょう。以下は私の阿修羅投稿です。まだご覧で無い方は参考までに。
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http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/809.html
日時 2004 年 5 月 31 日 08:07:47
ブッシュの娘がカトリックの聖地へ巡礼?!(エル・ムンド紙)
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