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(回答先: Re: 朝鮮日報 6/23 朝5時まで ダイジェスト 投稿者 天地 日時 2004 年 6 月 23 日 06:05:00)
記事入力 : 2004/06/23 02:50
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/23/20040623000018.html
許されない金鮮一さん殺害の蛮行
イラク武装勢力に拉致された金鮮一(キム・ソンイル)さんが殺害された。悲劇的な事態だ。テロリストらは自分らの韓国軍撤退および追加派兵の中断要求が受け入れられなかったとし、惨い蛮行を犯した。韓国政府と国際社会が金さんの救出に総力を挙げたが、テロリストの無謀を防ぐことはできなかった。
金さんは通訳大学院でアラブ語を勉強する学費を稼ぐため、危険の中、イラクで働いてきた善良な青年だ。彼に過ちがあるとすれば、中東に自分の夢をたくそうと希望を持ったことだけだ。韓国軍の派兵目的も、イラクに平和を定着させ、再建を支援するためだ。にも関わらず、テロリストたちは中東地域を愛した韓国の若者を無惨にも殺害し、韓国と韓国国民全体を敵に回した。
もはや、「助けてくれ」と絶叫していた金さんの凄絶な叫びは、彼の家族はもちろん、韓国国民すべてに深く、痛い傷として残ることになった。この傷が残忍な拉致、殺害行為に対する怒りであることを、テロリストたちは知るべきだ。このような蛮行はイスラム精神に背くだけでなく、イラク国内外の世論を悪化させ、テロリストの立地をさらに狭めることになるだけだ。
今回の事件が衝撃的かつ悲劇的ではあるが、だからといって、派兵決定と原則まで揺るがしてはならない。今回の件で派兵反対の声を高めることは、テロリストの意図をそのまま充足させる結果になるだけだ。
こういった時だからこそ、大統領と政府が確固たる重心を保ち、派兵問題が再び国論分列行進の様相を呈することがないよう努めるべきだ。
第2、第3の拉致、テロ事件を防止することも急務だ。政府は今回の事件の発生過程と事後対応において不備な点は何で、どこに隙があったかを綿密に調べ、徹底した再発防止対策を打ち立てるべきだ。国内でもテロリストに隙を見せてはならないのはいうまでもない。もはや、韓国もテロリストの本格的な攻撃目標になっていると考え、それに備えるべきだ。