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自民党の平沢勝栄衆院議員が、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐる北朝鮮側との交渉の経緯などを描いた「拉致問題―対北朝鮮外交のありかたを問う」(PHP研究所)を出版した。
平沢氏は、昨年12月に北京で、今年4月には中国・大連で、それぞれ北朝鮮高官と接触した。当時は、「(政府と議員の)2元外交だ」と批判されたが、著書では「しかるべき人の意を受けて、政府間交渉のお膳(ぜん)立てをした」として、自らの交渉が政府などの意向を受けていたことを強調した。
大連での極秘会談では、同席した自民党の山崎拓・前副総裁が「日本政府の責任ある立場の者が家族を迎えに行くというのはいかがか」と提案すると、それまでかたくなな態度だった北朝鮮側は「提案は理解した。持ち帰って検討する」と柔軟な姿勢を示したという。
平沢氏は「『北朝鮮は拉致被害者の家族8人を返すつもりだ』との感触を持った」と振り返る。平沢氏は拉致問題の解決に向けて、「批判とリスクを覚悟の上、小泉首相に3たび訪朝してもらいたい」と訴えている。
(2004/10/6/00:43 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041005i515.htm