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(回答先: 中国、メディア統制を強化 党政策への批判を封印 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 26 日 06:40:01)
愚民党さん、はじめまして。
いつも拝見しております。
「毛沢東の私生活」という本をご存じでしょうか?この著者 李志綏が1995年2月
アメリカ・イリノイ州の自宅バスルームで心臓発作で死去したと一般報道では報じられました。
彼は、この著書を出版した際「たとえ私が死んだとしても、私の本は残るだろう」と発言して
います。
二十二年間に渡り毛沢東の主治医であり最後を看取った人物の回顧録であり毛沢東を中心とする
中国共産党の内部を暴露する形となった内容は、アメリカでの出版であっても発表するのは、
これが全て事実であったなら命がけであったと思います。
そして出版の三ヶ月後、彼は死去しました。
彼の著書「毛沢東の私生活」(上・下 文藝春秋)には毛沢東の主治医として、そして
毛沢東の死も見取った身近な観察者の視点からの回想録として 又、北京政府からは事実上
「事実無根の書」として扱われた内容が、数々のエピソードと共に綴られています。
この本から読み取れる毛沢東の実像は、今日の中国に流布されている公認の回想録や肖像画の
慈悲深い賢王イメージからは程遠い人物像です。
毛主席の名において男女間の純潔主義が提唱されながら彼の性生活は宮廷内の中心的
プロジェクトとなり農村出の娘から堅実なプロレタリアート出身の若い女性までが駆り集められ、その相手となった事。物音や光、寒暖に嫌悪感を抱くヒポコンデリーに悩む江青が、
政治的な代役として側近グループに加えられ権力を手にした途端、生き生きと健康を回復し、
権力の源泉に接近する為ならば、夫の最もお気に入りの女性とも親しくなってしまう。
華国鋒主席が偉大な指導者に会おうとしても、毛の玄関番を兼ねるお気に入りの女性、
張玉鳳が昼寝をしているため控え室で何時間も待たされる逸話等等、毛沢東のビジョンにより
数千万人の死者を出した「文化大革命」に到った共産党内の権力闘争の内幕のエピソードは、
これが事実なら目からうろこの内容でした。
そして最近 友人との会話の中で、李志綏が亡くなったのは本当に心臓発作が
原因だったのだろうかと云う事疑問が浮かんできたのです。
そしてネットで検索した結果、下記の中国語のサイトがヒットしました。
李志綏“猝死”:「人民報」より抜粋
一九九五年二月,也就是李志綏在新聞發布會上發布了自己准備開始撰寫第二部有關中共?
幕的回憶?的消息后,不到一周,他就“猝然”死在了自家的廁所。有關報導?,
他死于心血管方面的疾病,但不少的人都?疑是中共謀害了他,但直到前不久才得以証實,的?
是江澤民謀殺了他。
据大陸一位參与該案的人士透露,他們得到江澤民的謀殺密令之后,
采用“藥功法”殺害了李志綏,即凶手在手指甲中放入一點特殊的藥物,在倒水時彈入杯?,
人喝了三天后發作死亡,其死?則与心臟病死亡相同。
江澤民用殘忍的滅口手段,永遠地封住了李志綏的嘴巴。
資料來源(博訊)
下記 訳文です。
1995年2月、記者会見を開き中国共産党の内幕を綴った「回顧録」を準備していると発表
してから一週間もたたないうちに李志綏が死亡した。報道によると彼の死因は心臓の血管方面
によるとされているが、多くの人々はそれを疑問視している。
しかし、少し前に確証が得られた。それは、江澤民が彼を暗殺したという事だ。
大陸のこの事件に関与したとされるある人物によると、江澤民により密令を受けた後、李志綏
を殺害したという事である。犯人は爪の中に特殊な薬物を入れそれをコップに仕込んだ。
これを飲んだ後、三日後に発作により死亡する。この薬による死亡状況は李志綏の心臓発作の
状況と酷似している。江澤民の残忍な殺害手段は、李志綏の口を永遠に封じてしまった。
この「人民報」は「人民日報(人民網)」とは正反対の言説の記事なのでどうやら人権派の
サイトのようです。何処から発信しているのか又「About Us」といった記載も無い
ので記事に対しての信憑性は確証が持てないのですが、
ホントだったらぶっ飛んだ内容です・・・
記者会見から一週間たたないうちに死亡というところは、一般報道の著書出版後、三週間後に
死亡という説とタイムラグがありちょっと疑問。
そして調べるうち、まだ未読なのですが「毛沢東伝 1893〜1949」上下(金冲及主編、
村田忠禧・黄幸藍訳 みすず書房)という李志綏の著作を否定する本の存在も知りました。
この本の書評によると李志綏は反共の米学者に後押しされ事実を捏造したとされています。
・・・とこんな経緯でふとした疑問から何が真実なのかますます判らなくなってしまいました。
中国人にとって歴史的にみてもそして今も、政治と秘密結社の結びつきや、日中戦争時の
ジェスフィールド76号にも見られる二重スパイなど、「謀略」は権力抗争では当たり前の
事であるようだし、政治のみならず現代の仕事関係の取引でも日本人の感覚の「かけ引き」
と同じ意味合いで使われるようなので、より真相を掴み難いのかもしれません。
調べてみると、反体制らしきサイトが幾つかあるのですが、これらもこれから弾圧の対照に
なるんでしょうかねぇ。
「人民報」
http://www.renminbao.com/rmb/articles/2003/12/8/29040b.html
「看中国」
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/1/7/1/61pb.html