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(回答先: ジェンキンス出頭が暴露した在日米軍基地の国民にとって屈辱的な実態[日刊ゲンダイ] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 9 月 15 日 02:03:23)
9月14日(火)
どうぞ、引き揚げて下さい
「目標」としていた1万人をはるかに越えて3万人の人が集まったといいます。沖縄での米軍ヘリ墜落事故に抗議し、普天間飛行場の早期返還を求める宜野湾市民集会です。
普天間飛行場については、1996年に、5〜7年以内の返還がSACO(日米特別行動委員会)で合意されました。この合意に基づいて、日本政府は名護市辺野古沖への移設方針を打ち出し、ここに新しい基地を作ろうとしています。
しかし、この移設は最短でも今後16年はかかるといわれ、稲嶺沖縄県知事は使用開始後15年での返還を条件にしています。このいずれについても米軍は難色を示し、普天間基地返還問題は暗礁に乗り上げたまま、昨年、「5〜7年以内」という期限が過ぎてしまいました。
普天間飛行場は住宅地のど真ん中にあり、その危険性は以前から指摘されていました。今回の米軍ヘリ墜落事故は、その危険性を明確に裏付けるものです。沖縄県民が、即時撤去を要求するのはあまりにも当然です。
『朝日新聞』は、沖縄タイムスと共同で実施した世論調査の結果を報じています。それは、以下のようなものです。沖縄県民がどう考えているかは明らかでしょう。
・辺野古への移設には「反対」が81%
・普天間飛行場は「ハワイやグアムなど米国への移設」が71%
・ヘリ墜落事故への米軍の対応に「納得できない」が94%
・日米地位協定について「改定すべきだ」が84%
・事故後の小泉首相の対応について「評価しない」が81%
そもそも、この普天間飛行場の返還は、日米首脳会談の際、クリントン大統領に促されて橋本首相がおずおずと持ち出したものでした。これは、以前、このホームページでも紹介したとおりです。
今回の事故についても小泉首相の対応は極めて消極的なもので、様々な批判が出されています。このような政府の及び腰こそが、沖縄における基地問題解決にとっての最大の「障害」になっています。
というのは、米軍の再編のなかで在日米軍の比重は低下し、沖縄の基地の再編・縮小にとっても絶好のチャンスが訪れているからです。米軍は沖縄基地をそれほど必要とせず、強く求めれば普天間基地の撤去が可能かもしれないにもかかわらず、政府はこれまでの経緯と面子にこだわって辺野古沖への移設に固執し、普天間基地の撤去を真正面から要求していません。
普天間に限らず、この機会に日本政府は在日米軍基地の整理・縮小を強く求めるべきです。米軍は日本周辺の脅威に対してではなく、イラクやアフガニスタンなど中東の戦争に対応しようとしているからです。
そのために在韓米軍は縮小され、沖縄海兵隊も撤退しようとしています。それは、一面では、米軍が中東で泥沼に陥ったためですが、他面では、極東での脅威がなくなったからでもあります。
これについて、軍事評論家の神浦元彰さんは、『週刊金曜日』のインタビュー記事で次のように述べています。
ここ数年、北朝鮮軍は息をしていません。米軍、韓国軍、自衛隊は、北朝鮮軍のあらゆる情報を収集しているのですが、「生きている」反応がないのです。たとえば、航空機や艦船などの演習中の軍事交信電波がここ数年間、飛んできません。もちろん38度線を越えて攻撃をすれば、北朝鮮には化学兵器や生物兵器もあるのでダメージを受けますが、米・韓側からしかけない限り、「脅威」になり得ないのです。韓国で反米運動が活発になったのも、国民が北朝鮮が脅威でないことをわかっているからです。(神浦元彰「在日米軍の再編問題 東アジアは合理化 中東に軍事力を集中」『週刊金曜日』2004年8月6日付18ページ)
つまり、沖縄を含めて、在日米軍の役割は基本的に終了したということです。役割が終わったのであれば、出ていってもらおうじゃありませんか。
小泉首相は外国訪問の最後にアメリカを訪れてブッシュ大統領と会談するそうです。21日に予定されている日米首脳会談では、是非、こう言ってもらいたいものです。
「もう結構です。どうぞ、在日米軍を引き揚げて下さい」と……。
なお、ある方から、先日放映された「ビートたけしのこんなはずでは!!世界を震撼9.11同時多発テロ!!ブッシュは全てを知っていた!?」について書いた私のHPへのコメントをいただきました。あの番組は、ウェッブサイトに書かれているものの「焼き直し」にすぎないというのです。
この方が紹介されたサイト「9.11トリック─『テロ』は起きなかった ファイナル・アンサー」
を早速読んでみました。驚きました。9.11同時爆破テロは「アメリカとイスラエルの諜報機関、CIAとモサドによって緻密に遂行された『自作自演のテロ偽装工作』であった謀略である」ということが、テレビ番組よりもっと詳細かつ克明に論証されています。
皆さんも、是非、読んでみて下さい。きっと、驚かれますよ。
しかし、ここで書かれていることが事実だとすると、9.11同時テロで亡くなった方々は謀略のための犠牲にされたということになります。責任は、アメリカとイスラエルの政府にあるということなのでしょうか。
アフガン攻撃やイラク戦争は、この謀略によって始められました。もしそうだとすると、この戦争で亡くなった人々は何のために命を落としたのでしょうか。
今日、アメリカのパウエル国務長官は大量破壊兵器の発見断念を公式に表明しました。9.11は謀略で大量破壊兵器についての疑惑は嘘だったというわけです。
真相がそうだとすれば、一方で、「やっぱり」という思いもしますが、しかし他方では、何とも、やりきれない気持ちがします。
謀略と嘘のために自国民を犠牲にしたブッシュ大統領の責任は重い。それを支え続けている小泉首相の責任も……。
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm