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とかく阿修羅は小泉憎しブッシュ憎しの一辺倒ですけど、
一般人と比べて少々パフォーマンス能力があるぐらいの小泉首相やブッシュ大統領が引き吊り降ろされたところで、彼らが担がれるような経済的、社会的背景を考えると、それほど進展はないと私は思います。ブッシュ大統領が再選できなくても、依然として覇権主義的な有様は変わらないでしょうし、小泉首相がその座を追われても、後釜は新自由主義的政策を継承するでしょうから。
アメリカの覇権主義的な有様が変わらない理由としては、例えば、ブッシュ大統領、ケリー候補共にベネズエラに対する(石油メジャーの覇権を後押しするための)介入政策に加え、「先制攻撃論」や「テロとの戦い」などについても基本的に同じスタンスであることが挙げられます。
余談
ブッシュ氏「(テロとの戦いに)勝利するのは無理かもしれない」
ケリー氏「テロとの戦いは勝てる」
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20040831D2M3101031.html
テロを生み出す土壌を無くし、さらに、「共存」や「貧困」という課題を解決するには今のアメリカではとても力不足です。超大国と呼ばれながらも、そうした課題を解決するだけの経済力や包容力はとてもありませんから、ブッシュ氏の方が正直でしょう。(笑)
それから、小泉首相が辞めても新自由主義が猛威を振るっている現状では路線は継承されて行くと思います。
アメリカ
70年代、膨大な軍事費と社会保障費増加→赤字財政&インフレ→スタグフレーション→新自由主義(市場万能主義)が台頭→国による財政政策&福祉政策を排撃
日本
従来型自民党政治の行き詰まり→財界、政界(主に自民党や民主党)の中で新自由主義が台頭→高度累進所得税をナンセンスであるとする論調の高まりに加え、消費税他、庶民増税強化など税制のフラット化等々の面で具体化しつつある(今から米英発の新自由主義政策を真似ようとしている)