現在地 HOME > 掲示板
> 政治・選挙5 > 345.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 政治・選挙5 > 345.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
橋田さんと小川さんが、三ヶ月前の本日、何者かに撃たれて亡くなりました。
橋田さんは絶筆の中で、日本人人質三人の解放に大きく貢献してくれたイラク人の二人について書いていました。その中の一部を書き写します。
前略 今度の釈放劇のシナリオを書いたのは、この２人かもしれない。２人はもともと親友だった。
その推測は当たっていた。今度の人質釈放で重要な役割を果たしたのは、後略
前略 実は○君は誘拐事件直後から、ファルージャの誘拐グループにコンタクトしていたのである。そして、彼等から日本人が無事であるという連絡を受けていた。 中略 ○君はイスラム聖職者協会とも連携していた。同協会はアルジャジーラを通して日本人を釈放するようアピールする。それをバックにしながら、彼は精力的に動いたのだ。
前略 ○君は言う。「◇は命知らずだから」◇君は答える。「日本には世話になってるからね」「詳細は発表できないかも。でも２人は英雄だよ」場所はバグダッドの日本大使館前。釈放された３人が空港に送られる日に、２人と私はそういう会話をした。
詳しくは、「わしズム」夏季号（幻冬舎）を読んでください。この雑誌は「戦争版」で紹介を頂いたものです。
尚、この雑誌にはなかなか上手な言い回しが幾つか載っていましたので、紹介しておきます。
「空疎な理念に舞い上がる傾向の強い人工国家アメリカは、その理念の化けの皮が剥がされたとき、周章狼狽し収拾がつかなくなる。」
「産経新聞産経抄氏のように、『戦争の大義なんか歴史家の暇つぶしにまかせよ」という御意見もあるようだが、そうならば、産経抄氏はテロ撲滅もならず者排除も暇つぶしの戯言であったと認めてかかるべきだ。石油ほしさにアメリカはイラクを侵略した、そのあとをついていけば日本にも石油が入ってくるといいたいのかもしれないが、イラクの治安が悪化の一途を辿り、サウジ情勢もキナクサクなり、原油価格も高騰となれば、世話はない。
要するに、これから最も周章狼狽し最も収拾がつかなくなるのは親米保守の連中だということである。彼等は、延命するために、ますます鉄面皮になるであろう。確かな論理も安定した感情も彼等の鉄面皮には通じないということになるであろう。嗚呼。」
西部すすむ氏「硝煙に舞う『人の道』より。
文芸春秋九月号に載せられている「二人を撃ったイラク人犯人達の話（何人かを介しての？）」の中で、さらに気になるところがありました。
彼等の発言で「前略 彼等が乗っていたＧＭＣは、窓ガラスの色が濃く、中が見えないようになっているタイプ 後略」とあり、橋田さんと小川さんを確認したわけではないとしているのですが、しかし、
二人の乗った車の斜め前方に出て（出たことは彼等自身が言っていることだ）二人の車のフロントガラス越しに見れば、乗っている人物を確認できる。犯人達が窓から顔を出してみればよく見える筈だ。さらに又、全焼した車であっては、彼等の言う「色の濃い窓ガラス」の濃さも今では確認できない。
もう一つは、二人の乗った車の前と後ろから、二台の車で「停車させるために」自動小銃を前輪と後輪に向けて発砲したと言っています。
しかし、自動小銃は弾をバラ撒くものであり、走行中の車からタイヤを撃っても、乗員に当たることは大いにありうる。さらに、斜めからとはいえ、前後から撃てば、同士討ちも大いにあり得る。それ故に、奥さんと井ノ上さんの時は前方から狙撃銃で一発または数発で運転席近くを撃って停車させたものと考えている。
従って、停車させるための撃ちかたとしては、不適切と考えるのです。歴戦の戦士達の行動にしてはズサン過ぎる。
さらに、これは踏み込んだ推測をして申し訳ないが、彼等は小川さんについて、「殺害しようとしたのなら、その場で射殺して放置したほうが簡単ではなかったか、というこことだ。」と言い、小川さんはその時、頭部に重傷を負っていたとも言っています。しかし、本当は小川さんはとても元気だったのではないだろうか。だって、運転手とともに車から脱出しているのだから。傷といっても軽いものだったのではないか。それで、犯人達（インタビューに応じている者達を犯人達と決めることは出来ない）は彼を捕まえるのに苦労したのではないか、恐らく彼は元気ならば抵抗したであろうから。それで、彼の死は他の場所になったのではないか。
今のところ、疑問に思っていることは以上です。
この「犯人達」がでっち上げられたものであるかも知れぬことを考えておかねばならない。「事故」として処理したい者達が居ても不思議ではない。
犯人を名乗る者達の証言ははっきりしないものだ。
橋田さんと小川さんの事件への私の追及は、私のお二人への感謝の想いに拠るものであります。
２ ８１ ＋−
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。