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(回答先: 現代は命がけで政治に取り組む政治家が不在 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 7 月 01 日 20:13:23)
竹中さん、どうもです。
民権運動も議会の必要性は認めていましたし、議会が翼賛国会にならないためにも「よりまし候補」を支援する必要はあると思います。批判派が「よりまし」を否定すれば最も翼賛的・利権的体制的な人物を自動的に選択した事になります。体制に批判的な「よりまし」候補を否定すると、議会の歯止めがきかなくなると思います。議会は強制力を持つ法律を可決するための場所なので、議会以外の手段で対抗するのは非常に難しく至難の業だと思います。クーデターに対抗するという所まで、ある所の革新政党は想定していませんが、有権者に投票を呼びかけるだけでなく、本当はそれも考えないといけないのですね。議会や普通選挙すらない時代があり、これを獲得する事すら大変だった訳ですが、体制は普通選挙を実施する直前に民主主義を破壊する治安維持法を可決させる事で議会を無化させようとしたように思います。過去には戦時中やレッドパージのような時代もありました。「よりまし」候補を選ぶ権利は絶対こちらから捨てる訳にはいきません。自民党しか候補と選択肢がなかった場合、それでも「よりひどい」と思われる候補と「より批判的な」候補が立候補した場合、とにかく石井議員のようなたたかう議員を所属党内にタカ派がいるというだけ理由で落選させ、より利権につながる議員を当選させる事は絶対に反対です。選挙では党派以上に候補者そのものを重視したいと思います。普通選挙権を「議員は皆同じ穴の狢」として斉藤議員のような議員まで落として、わざわざ翼賛議員だけの国会にしたくはないのです。私達は議会や普通選挙を要求する事自体がラディカルだった時代を忘れる訳にはいかないのです。しかし、「よりまし」を不可能にする動きに対抗する力を作る事も大事な訳ですね。それは選挙に行くよりはるかに大変ですが。