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(回答先: 第七十一条:(前略)政府威力ヲ以テ壇恣暴逆ヲ逞フスルトキハ日本人民ハ兵器ヲ以テ之ニ抗スルコトヲ得(植木枝盛憲法草案) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 6 月 30 日 16:59:57)
イスラム圏は、まだ文化的にも社会的・経済的にも封建的要素が強く残り、復古主義を掲げる者が必ずしも代理人ではなく、本気でイスラム共同体を守るために闘うつもりの者も多いように思います。もちろん、イスラム過激派武装集団を装う米英の代理人もいますが。
日本社会・経済は近代そのものです。その政府が国民全体ではなく、多国籍企業の特殊利害を最優先に考えているならば、どれほど代理人が「天皇」だ「国体」だ「男は男らしく、女は女らしく」と戦争賛美の復古的言辞を弄しても、基本的に国際的な志向は抜けません。ですから、一方で韓国や中国との友好ムードも北朝鮮強制民主化の必要性を説きながら、進めるはずです。ですから、昔と同じ形態で戦争をする訳ではないと思います。つまり、軍需産業の意向を反映して中国の脅威を煽っても、中国・韓国と実際に戦争するのではなく、ナショナリズムを煽っても、実戦的には「テロとの戦い」というような新しい形態の戦争に突入していくわけです。日本の政府内の代理人も主権国家を相手にするつもりはないと思います。日本もアメリカも巨大な経済力を国内ではもてあまして、パワーを中国に移動せざるを得ない状況です。多国籍企業の代理人の表面的な国粋的言辞によって、彼らの国際的な本質を見抜く事ができずに、今の日本にただ単に「いつか来た道を行くな」というのは反戦の手段として有効か?とも思います。
代理人は自らの言動とは裏腹に、実際は彼らの手によって伝統的な日本の共同体が解体されてきました。解体して、こういう社会をつくってきた本人が今の犯罪に見られる退廃した価値観をつくってきたから、その矛盾が「失言」として現れるのだと思います。彼らは資本主義者である事を後景に押しやって、自らを封建主義者として押し出しながら、資本主義的改革を益々日本で推し進めるという矛盾した存在なのですね。