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(回答先: 【垂流し御用メディア朝日への対抗】コラプション・ファイターのための新刊書案内「告発!検察「裏ガネ」作り」【2003年5月 投稿者 傍観者A 日時 2004 年 9 月 30 日 07:39:14)
検察庁内の不正を内部告発しようとした途端、「暴力団から接待を受けた」などとして、逮捕された元大阪高検公安部長・三井環被告(60歳)の論告求刑公判が9月28日、大阪地裁(宮崎英一裁判長)で開かれた。検察側は「暴力団の違法行為に厳正に臨む立場にありながら、賄賂を受け取ったのは前代未聞で、国民の信頼を失墜させた。反省もしていない」として、懲役3年、追徴金約28万円を求刑した。
三井被告は2002年4月、テレビ番組のインタビューで、大阪高検内部で情報収集に使われる調査活動費の不正流用が行なわれていることなどを暴露しようとしていた日の朝、突然逮捕された。検察側は論告で、三井被告は前年の夏ごろ、情報収集目的で知り合った暴力団関係者から、大阪市内の高級クラブなどで28万円相当の接待を受けた。また、マンションに違法に居座っていた暴力団関係者にも便宜を図ったとした。
公判で三井被告は「逮捕は口封じのためであり、公訴権の濫用だ」と主張していた。しかしこの日、検察側は「調査活動費の不正流用」については一切触れなかった。閉廷後、弁護団は「刑事司法を失墜させたのは検察の裏金をめぐる不正だ。襟を正すべきは検察であり、空疎な論告だ」と反論している。三井被告は現在、各方面の内部告発者を支援する運動などに携わっている。
(ジャーナリスト 粟野仁雄)
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol527