現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 737.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 刺し傷10か所近く、物色形跡なし…広島の女高生殺人(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 06 日 19:34:52)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041006-00000034-san-soci
広島県廿日市市の県立廿日市高校二年、北口聡美さん(一七)と祖母のミチヨさん(七二)が離れに侵入した男に襲われ、聡美さんが刺殺され、ミチヨさんが重体となった事件で、男を目撃した小学六年の妹(一二)が「知らない人だった」と話していることが六日、分かった。県警捜査本部は窃盗目的の居直りとえん恨の両面で捜査を進めている。
これまでの調べでは、現場の離れの一階と二階には、物色されたような顕著な痕跡はなかった。県警は被害がなかったかどうか、さらに詳しく調べている。
聡美さんは一階玄関近くにある階段上り口で、普段着姿のままあおむけで倒れていた。着衣に乱れはなかった。血痕は現場付近と階段の途中まで確認されているが、狭い範囲でとどまっており、犯行現場は一階とみられている。
聡美さんの部屋は二階で、犯行当日は「少し寝るから、午後四時に起こして」と妹らに伝えていることから、捜査本部は犯行時間の午後三時ごろは二階の自室で寝ていたとみており、就寝中、何らかの理由で一階に下りてきたところを襲われた可能性もあるとみている。
県警は、被害品の有無や、聡美さんの交友関係などについて調べを進めるとともに、一階の土間では男のものとみられるスニーカーの足跡が見つかっていることから、捜査本部はサイズやメーカーの特定を急いでいる。
県警は同日午前九時から、現場検証を行った。ミチヨさんの友人の女性(七二)は「二十六日に家を訪ね一緒にお茶を飲んだばかりだったのに…」と、重体のミチヨさんを気遣った。
◇
≪全校集会で黙祷 「悲しみと怒り」≫
北口聡美さん(一七)が通っていた広島県廿日市市の県立廿日市高校では六日、全校集会が開かれ、前原幸三校長が事件の概要について説明した。
この日は朝から教諭十数人が正門や学校周辺に立ち、生徒の登校を見守った。
体育館で開かれた全校集会では、前原校長が「北口さんの大学進学する夢がかなえられなくなり、悲しく怒りを感じている。北口さんの思いを大事にしてほしい」と話した後、全員で黙祷。女子生徒らが声を押し殺して泣いていたという。
集会後、各クラスでホームルームを開き、二時限目から通常授業に戻った。聡美さんと同じ二年生は期末試験を受けた。
集会後、記者会見した前原校長は「生徒に動揺が広がらないように努めたい」と話した。
また、同市教委は容疑者が逃走していることから、市内の市立小・中学校計二十三校に、保護者同伴や集団での登校を呼びかけた。
(産経新聞) - 10月6日15時51分更新