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(回答先: 大牟田4人殺害:借金取り立ても共同 被害者と北村容疑者 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 28 日 16:27:32)
福岡県大牟田市の連続殺人・死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職北村孝紘(たかひろ)容疑者(20)(大牟田市桜町)は、被害者で遺体で見つかった高見小夜子さん(58)(同市小浜町)が周囲の知人らに貸していた金の取り立てを代行していたことがわかった。県警はこうした協力関係が何らかの理由でトラブルに発展したとみて、全容解明を進めている。
関係者によると、小夜子さんは10年以上前から、知人らを相手に利子を付けて金を貸していた。借金額が膨らんで借り手に返済の見通しが立たなくなったり、返済期限が守られなかったりした場合、孝紘容疑者らの若者グループが借り手宅などに出向き、返済を要求するなどしていた。
事件では、小夜子さんの二男で、大牟田北高1年、穣吏(じょうじ)さん(15)の遺体を遺棄したとして、孝紘容疑者と母親の真美容疑者(45)が逮捕された。小夜子さんは真美容疑者について、「姉さん肌で気前のいい人。仕事上も付き合いがある」と周囲に話していたといい、真美容疑者が孝紘容疑者に小夜子さんへの協力を指示したとみられる。
ある女性は「知人が、小夜子さんとのトラブルを解決しようと飲食店に呼び出したら、真美容疑者や孝紘容疑者の若者グループが来て、大声でどなられた。結び付きの強さに驚いた」と話している。
(2004/9/28/14:51 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040928i207.htm