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(回答先: 夫の拳銃で2人射殺か 福岡の連続殺人遺棄事件 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 28 日 21:57:32)
福岡県大牟田市の諏訪川を舞台にした連続4人殺害事件は、事件が発覚してから29日で1週間になる。福岡県警捜査本部は、同市内の無職、北村真美(まみ)容疑者(45)と息子の孝紘(たかひろ)容疑者(20)を死体遺棄容疑で逮捕し、最大の焦点となっている動機の解明などを進めている。しかし、実行犯が誰かも含め、不明な点が残されている。
■動機
県警は、殺害された4人のうち、3人が車ごと川に落とされていることなどから、複数による犯行とみている。問題は動機だが「主犯、従犯に“それぞれの動機”があったのではないか」という仮説が、捜査本部内に浮上している。「一つのトラブルが原因で、4人もの人間を殺すだろうか」という疑問が消えていないためだ。
これまでの調べでは(1)真美容疑者と高見小夜子さん(58)との間の金銭トラブル(2)孝紘容疑者と龍幸さん(18)や穣吏(じょうじ)さん(15)ら子供同士のトラブル−−が動機として挙げられている。
真美容疑者と小夜子さんは5年ほど前から、金の貸し付けや債権回収などの「金融業」を共同で営み、小夜子さんが真美容疑者に100万円単位の金を貸していたことが判明している。また、高見さん宅にあった金庫が事件後なくなっている。県警はこうした中で金銭トラブルが起きたとみる。
一方、孝紘容疑者は中学のころから龍幸さんと親しかったが「龍幸さんは嫌々付き合っていた」と話す友人は多い。また、暴走族メンバーの孝紘容疑者は粗暴さが目立っていた。龍幸さんらは、こんな状況の中で、何らかのトラブルに巻き込まれたとみられる。これら「複数の動機」が絡まって事件が起きたというのが、捜査本部内での一つの見方だ。
■物証
絞殺と射殺。事件では4人の殺害方法が、二つに分かれた。
21日に遺体が見つかった穣吏さんはロープで、小夜子さんはネクタイなど布状のもので首を絞められたとみられる。
穣吏さんの遺体には、首と両足に約5キロのブロックが結びつけられていた。県警は28日、大牟田市桜町の容疑者宅を改めて検証。遺体のものと酷似したブロック3個が、容疑者の自宅脇から事件後なくなっていたからで、県警は有力な物証とみて調べたとみられる。
また、龍幸さんと原純一さん(17)は、3発ずつ撃たれていたが、真美容疑者の夫の実雄(じつお)・暴力団幹部(60)が22日、大牟田署内で自殺を図った際に使われた拳銃は、弾丸を6発装てんできる「ブローニング・ベイビー」と呼ばれる25口径の小型自動拳銃だったことが判明。県警は、この拳銃が射殺に使われたとみている。
県警は更に、遺体を運んだとみられる孝紘容疑者の乗用車を押収。この車は市内の自動車整備工場に隠され、廃車にするよう頼んでいたことから、証拠隠滅工作とみて追及している。
毎日新聞 2004年9月29日 1時25分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040929k0000m040162000c.html