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長崎市で昨年7月に起きた園児誘拐殺害事件で、児童自立支援施設「国立武蔵野学院」(さいたま市)で同9月から1年間の強制的措置が可能な保護処分を受けている中学2年の男子生徒(13)について、長崎家裁(伊東浩子裁判長)は27日、同学院で少年審判を開き、強制的措置の1年間の延長を認めた。
他者への共感性の乏しさや性的な関心など、事件の起因ともなった資質に改善が見られないと判断したと見られる。集団による開放処遇が原則の同施設で、鍵のかかる個室での隔離措置を長期で認めるのは極めて異例だ。
(09/27 15:23)
http://www.asahi.com/national/update/0927/017.html